KENの日記
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2002年09月27日(金) コンサートホールの椅子

今月の19日にコロンボの「Lionel Wendt劇場」というホールで室内楽コンサートがありました。ピアノ独奏やら声楽やらバイオリン・チェロと小品とかあまり堅苦しくない曲目でした。メイン的な曲としてメンデルスゾーンのバイオリン・チェロ・ピアノの三重奏が演奏されました。一ヶ月ほど前から習いはじめた私の先生も出演されました。今回は演奏の感想ではなくホールの椅子の感想を書きます。


前にオーケストラの演奏を聞いた「レディースカレッジ講堂」も同じなのですが、今回の「Lionel Wendt」の椅子も古い木の肘掛椅子で、5つ並べて長い板で背面を固定し長いすみたいにしたものです。背もたれは垂直、お尻の部分は籐で作られています。最初見たときは「これは疲れるだろうな」と思いました。ところがこれが驚くほど疲れないのです。日本の近代的なホールでも椅子が柔らか過ぎたりして疲れるところがありますが、コロンボのおんぼろ椅子は不思議に疲れないのです。私がそういう環境になれたのか、籐製の椅子が上手に作ってあるのか原因ははっきりしませんが、こちらのコンサートホールは見かけほど疲れないことを知りました。




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