| 2014年05月24日(土) |
UEFAチャンピオンリーグ決勝 |
UEFAチャンピオンリーグ決勝を見ながらこの日記を書いています。試合はスペインマドリードを拠点にする「レアル」と「アトレティコ」。前半の半分が過ぎましたが「アトレティコの強さ」の理由が分かりました。レアルのようなスター選手こそいませんが、フィールド選手10人の緊密に連携した非常に厳しいプレッシャーと拾いまくる執拗なサッカーは凄いです。
この種のサッカーはJリーグサッカーの対極にあると言えます。レアル選手が少しでもトラップをミスするとボールは取られるし、ドリブルしようとする選手は複数の守備で潰してしまいます。試合前にレアルのアンチェロッティ監督は戦力的にアトレティコに劣ると言っていましたが、アトレティコの執拗なサッカーは今のところレアルを押さえ込んでいます。
31分:レアルのベイルの決定的チャンスですがシュートは左にそれました。身体能力を生かしてタイミングをずらしたシュートでした。このミスが試合を雰囲気を決めてしまいそうです。アトレティコから決定的なチャンスを作るのは容易ではありません。
36分:アトレティコが先制ゴールしました。密集でのヘディングボールが大きなループを描いてレアルゴールキーパー「カシージャス」の頭の上を越えてゴールインしました。非常に幸運なゴールですがアトレティコの豊富な運動量が生んだゴールだと思います。
前半終了です。ロナウド・ベイルを中心とするレアルのスピードサッカーはスピードを上げるためにある程度の「スペース」を必要とするのですが、アトレティコの守備はその「スペース」を消しています。それはスマートなサッカーでは決してなく、抜かれそうになった時に最後に身体をぶつけるとか、相手の靴を踏むとかいうものです。それは他のチームの守備より相手との距離を短くして圧力をかけるサッカーです。そうした接触プレーにレアルがペースを掴めていません。その分イエローカードの枚数も増ええいますが。ここまでは完全にアトレティコのペースで試合は進んでいます。レアルがどのように試合を打開するのか。
それにしてもスペインサッカーの多彩さ・激しさには驚きます。今日行われているサッカーは前回ワールドカップでスペインが見せたパスサッカーではありません。ワールドカップチームはバルセロナ主体といっても良いと思います。今日はまた別なレアルの「スピードサッカー」とアトレティコの「全員アグレッシブサッカー」の激突です。鍛えぬいたしなやかな肉体が広いグランドの上で躍動しています。この試合は6月に行われるワールドカップの行方を占うものと言えると思います。
試合後半です。
これまで何回かドリブル突破を見せたアルゼンチン代表の「デ・マリア」のドリブル切り込みが再び決定的なシーンを作りました。今日はロナウド・ベイル・ベンゼマは活躍できませんが「デ・マリア」のしなやかな動きはアトレティ守備を突破しています。アトレティコは身体で突破を防ぎました。ロナウドのフリーキックは惜しくも長身キーパに弾かれました。その後のコーナーキックからの攻撃でもレアルは徹底的にロナウドに合わせますがゴールならず。今日はベールもロナウドもゴールから嫌われている感じです。
17分:セルヒオ・ラモスのセンタリングにロナウドとベンゼマが合わせるもゴールならず。レアルは玉離れを少し早くしてアトレティコの執拗な接触プレーから逃れる作戦に出たようです。それにしてもアトレチィコの執拗さはすごいです。全員が徹底的にカバーしあっているので運動量はすごいことになっています。しかしまだその運動量は全く落ちていません。一点リードを守り抜こうという執念が感じられます。
28分:ロナウドからのベイルへのパス。ベイルの左足のシュートはゴール右に外れました。29分ロナウドのアクロバティックなシュートはゴールポストの上でした。次第にレアルがシュートまで持ち込むようになりました。アトレティコ選手のスタミナが落ち始めた感じがします。
32分:ベイルのドリブルからの突破。早いです。今日はじめて見せるベイルの突破力シュートはゴール右にそれました。アトレティコは「したたかな」プレーを始めました。倒されるとなかなか起き上がらず、時間稼ぎに入りました。レアル選手には「あせり」が見え始めた感じです。
後半ロスタイム3分過ぎに対にレアルが同点に追いつきました。劇的なロスタイムでの同点シュートです。セルヒオラモスのヘディングがゴール左隅に決まりました。レアルが生き返りました。決勝は延長に入りました。。
延長前半終了。アトレティコはイエローカード6枚もらっています。後一枚で退場と言う選手が6人いることになるので「当たり」が少し弱くなった感じです。しかしアトレティコの執念はすごい。それにしてもアトレティコ監督「シメオネ」は目立ちます。物凄い形相で選手を鼓舞します。サポータに応援を求めます。
延長後半に入りました。今日大活躍の「デ・マリア」の突破から遂にベイルがヘッドでシュートを決めました。ぎりぎりゴール右上に決めました。これまでシュートを外しまくっていたベイルが決めました。やはり今日気を吐いていた「デマリア」の突破からでした。このままレアルが勝てば「デマリア」が最優秀賞でしょう。
延長後半13分にレアルのマルセロが3点目のゴールです。ここでの「デ・マリア」が敵を撹乱する動きを見せました。14分14秒ロナウドのペナルティゴール。4対1レアルが勝利を確実にしました。「シメオリ」監督の場内乱入。試合が終わったのかどうなったのか?混乱しています。まだゲームは終わっていないのに場内混乱です。「シメオネ」退場。そして試合終了。レアルが10度目の優勝を飾りました。
両チームの殆どの選手はこれから祖国に帰ってワールドカップで闘うことになります。しかしウェールズ出身のベイルにとってはワールドカップは全く関係のない他人のお祭りです。歓喜に包まれるレアル選手の中で「ベイル」は少し寂しそうでした。
|