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2003年05月31日(土) 　転換
電車を待つのが嫌で、あと一駅だからと歩いて帰ったら見事に濡れまくった。鞄には雨の筋、グレーのスーツは黒になった。台風恐ろしい。

「お好み焼きが食べたいなー」なんて寝る直前に話していたら、今日たまたま仕事終わりに食べに行く算段になってた。今日で閉店の、やる気のないお好み焼き屋。品切れ続出。結局私の頼んだやつが一番おいしくて、ひっくり返すのも私が一番うまかった。というようなことを、私の前に座ってた普段あまり話さないタカハシさんが言ってくれたのでちょっと嬉しかった。
今日はそこそこ忙しくてあっという間だった。楽しくやってた、最近ずっと楽しくなかったからそうしようと思ってやった。他の人たちも一緒に遊んでくれた、と思っている。疲れた。とても喉の渇く一日だった。暑かった。
帰りの電車では夢を見た。忘れた。起きて手がお好み焼き臭かった。今日もタクシーを使おうかと思ったけど時間も早かったので我慢した。地下鉄の階段を上りきり、思ったよりきつく降っている雨の粒が水溜りに落ちるのを眺めて、今朝買ったマルボロミディアムに火をつけてから、やっと傘を開いた。

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