2002年06月06日(木) |
こうやって搾取されていくのさ |
ハイ,木曜日です。部活での話です
やはり空手道部員,硬派と言うわけではないが
基本的に女っ気が無い気がする
今日の練習後,体育館下のピロティーに集まっていた
メンバーは,それこそホントに女っ気の無い奴ばかり!
1、1浪2留のバカな25歳のボクサー
(部内最年長、扱いは下っ端)
2、無精髭のオヤジ顔
3、野球(日本)オタク
4、三度の飯より釣り好きなバイク少年
5、大学4年間居て今だ卒業の目処が立たない
パチプロ
6、デブ・ハゲ・チビの理系少年
7、説明要らずの俺
こんなメンバーでジュース片手に雑談
話題は最近サボりがちの女子部員について
(俺)「なんかココにいる人間、女っ気無さ過ぎでしょ?」
(全員)「・・・・・・・・・・・・・・・・」
再び話題が変わって雑談
そんな中、紅白帯(黒帯より上段者)を締めた
柔道家が目の前を横切る
(一同)「スゲェー・・・、初めて見た・・・」
話題はその人のカンロクについてに変わる
(俺)「何か俺達ってさ、空手家に見えないよね。
ヤバイ系のオタクサークルっぽい
かも・・・」
短髪で髭面な俺を「お前はヤンキーだろ」と罵る一同
が、時経たずして
(全員)「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
また雑談に戻る
少しして、他の部も終了し、やや賑やかになるピロティー
俺達の目の前を、汗でびっしょりに濡らした
白いユニホームのバドミントン部の女の子が横切る
一同、視線泳ぐ
(俺)「ハァ〜・・・、みんな、不幸だね」
(全員)「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
重苦しい沈黙を破る、25歳ボクサー
「腹減ったなぁ、飯、食いに行こうぜ?」
(俺達)「ゴッチで〜すっ!」
(ボクサー)「誰もオゴルなんて言ってないだろー!」
(俺達)「今日、天八休みだからのん喜だな、行こう行こう」
(ボクサー)「言っておくがオゴらないからなー!」
俺達、のん喜(定食屋)に移動
いつも通り混んでいたので、奥の座敷席に行く
(女性の声)「アレー?みんな来たん?」
今日、部活に顔を出していなかった女先輩達に出会う
(女先輩)「今日さー、この子、迎えに行ってたのよ」
よく見ると懐かしい顔がある
1年半前にアメリカに留学した中国人(女)登場
(俺達)「あっれー、久し振りじゃん!」
飯を食いながら、アメリカ話に花を咲かす俺達
(パチプロ)「今日は○×(ボクサー)のオゴリだぜ?
良かったじゃん!」
(中国人)「エエ!ホントですか!」
(俺達+女先輩達)「ゴッチで〜す」
結局、逃げ切れず、計7000円も夕飯に払う
1浪2留の25歳のボクサー
(俺の心の声)「フッ、大学は長く居るもんじゃないな・・・」
ココで一句
可哀想だが この世は常に 弱肉強食
大変だねぇ、最年長ってヤツはさ
御粗末様
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