昨日の部活、久々に
キレたっ!!
ウチの部には、変なオッサンが来ます、たまに
ウチの大学出身なんだそうだが、別に部のOBと
言うわけではない
簡単に言えば
卒業生の武道好きが、たまに顔を出してくるわけです
このオッサン、普段もどこかしらの道場に
通っているようだが、どんなスタイルの空手を
やるのかは定かではない
で、最近、(っていうか、世代交代後)
やたらと練習に口出しするようになってきた
(俺の心の声)「イヤ、別にいいんじゃない?
色々な練習した方が活気が出るし」
でも、ココ最近ではそれが度を過ぎだし始めている
主将君、何だか感化されており、言いなり
順を踏まずに練習が激化するものだから
ついてこれない後輩が続出
(実は最近、練習をサボる人が多くなってきて
かなり深刻)
なので、俺、何とか主将君をなだめつつ、
練習の激化を抑えてはいる
が、自分が強くなる事で手ぇイッパイだから
あまり関わってないかも
そして,何を考えたのか、このオッサン
顔面ルールの組手をしよう
と言い出した
顔面ルールはね、手でも顔面を攻撃していい
っていう、最も危険なルールなのよ
実戦に一番近いものなんだけど
かなり危険、と俺は思っている
俺、前にも言ったが、伝統派空手の出身
防具をつけての顔面ルールだったんですよ
で、道場時代、よく耳にしていたんです
防具をつけないで組手した挙句、内臓破裂やら
頭蓋骨骨折・頬骨陥没骨折と言うものを
身体はまだいいのさ、ある程度の加減が効くし
それなりに鍛えられる
顔面はそうはいかない!
軽く当たっただけでも目をつぶす事があるし
鼻骨なんてモノはかなり簡単に骨折してしまう
首へのむち打ちだって一生モノだし
万が一、脳への衝撃で不髄でも起こし様ものなら
責任なんて取れるものではない
道場での組手などはかなり細心の注意を払うもの
ウチでは師範または師範代クラスの人間が
立ち会わない限り、組手はやってはいけなかった
それをたかだが1・2年空手をやった程度の人間が
顔面アリでやって良いはずがない!
俺、さすがにそれはいかんだろうと
やや不機嫌
それでも、今回は、そのオッサンとの組手だけ
そのルールで、しかも、
寸止めということなので「まあいいか」とも思った
で、俺とそのオッサンの番
(オッサン)「手での顔面アリで。 ただし寸止めでね
もし当たってしまったらゴメンなさいと
いいましょう。
後はまあ、ライトに・・・」
で、組手開始
終始、俺、優位
当然でしょ、顔面アリのルールは俺の土俵ですよ
そのルールである場合、俺は間違いなく
黒帯を締めたベテランの空手家になるんですから
そうしたら、どうなったと思う?
当ててきたんだよ、顔面に!
オッサンのパンチ、俺の右目に入る
俺、かなりカチンとくる!
で、そこで終わらない
その後はなんと、避けなければ当たるような
顔面パンチの連打
寸止めじゃねーのかよっ!
(俺、かなり、憤怒)
とりあえず、組手終了
次の組手に移るとき、目を洗いに出る俺
で、オッサン、一言
「アレ〜、入っちゃったぁ?気付かなかったよ
ああ、平気平気、いい男には変わりないから」
カッチ〜ン!!!
(俺の内心)なに茶化してんだよ!
入っちゃっただ?
気づかねぇわけねーだろ!
まずは謝るのが筋じゃねーんかよ、
オッサン!
もう何か一言でも交わせば口論必至
ムカムカしながら無視して階下に降りる俺
コレが体育会系って言うのならやってらんねーよっ!
ココで一句
茶化さずに 空手家だったら 筋通せ
すぐカチンとなって「先輩」相手に
シカトする俺も俺だが、
ムキになって自分で定めたルールも守れねぇ
オッサンも大人げねーだろ?
最悪な気分だよ、クソッタレ
御粗末です
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