さやポンの日記
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2002年06月03日(月) |
ちょっと後悔した話。 |
昨日、ちょっと「自分ってダメだなぁ」と思う出来事があったので、 それを書こうかと。
午前中から出かけている両親と合流する為に、 バイトが終わってから出かけたんだけど、 家を出て3分弱。 狭い坂で、自転車投げ出して倒れている高校生の 男の子を発見。 びっくりして駆け寄ると、 彼は動けない様子。 とりあえず「大丈夫?どうしたの?」としか 声を掛けることが出来ない私。 彼は、 「腕が痛くて・・・」と、仰向けのまま答える。 その腕を見ると、骨折してそうな形の手首。
どうしよう・・・?どうしたらいいの?
私はただオロオロするばかりで。 すると、一緒に居たと思われる友達が登ってきた。 彼の家族に連絡を取りに行っていたみたいだけど、 誰にも連絡がつかないらしい。 「きゅ、救急車呼びましょうか?」 やっとの事でそう言った私に、友達は 「いや、俺付き添えないんで、それは出来ないです。」
救急車って、付き添いが必要なんですか? そんな事も知らない自分にまずガッカリ。 いや、その前に、なんで付き添えないの? キミの友達がこんなんなってるというのに。 そんな大事な用があるの? だったら私が行くわよ!
そう思っても、言えない。 どうしても、勇気が出ない。 結局、近くに住む友達の家に電話して、 そこまで歩いて行くと言う。
腕が痛いって言ってる。 彼は救急車を読んで欲しいと言う。 でも、最後には友達の言う通り歩く事に。
「もう大丈夫ですから、どうぞ行って下さい。」 怪我してない男の子にそう言われ、 それ以上、私も何も言えなくて、 「ごめんなさい。何も出来なくて・・・。 あの・・・気をつけて下さい。」 それだけ言ってそのままその場を離れてしまった。
今思うと、 あんなに痛がってたのに、怪我人を歩かせてしまった。 もし、頭とか打ってたら? 歩いてる途中に倒れてしまったら? そう考えるとキリ無くて。 私が付き添ってでも、救急車呼べば良かった。
今更そう悔やんでも、何にもならないけど。 どうしてもっと勇気を出せなかったんだろ。 本当、悔しい。
看護学校に通ってる友達に、 色々教えてもらおう。 そう決めた1日でした。
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