前髪ノイローゼ
   

2005年09月14日(水)  アウトサイダー

午後学校へ行ってきました。
一ヵ月半ぶりとか?久し振りだったです。
図書館でひたすらに魔女と魔女狩りの文献を探していました。
掘り出してきた8冊中3冊借りてお持ち帰り。
【闇の文化史】というテーマの授業のレポートの資料です。
この授業ではドイツ史における非合理精神について勉強しているのですが、
それと同時に合理精神にも触れずには話は出来ないわけです。
夏休みのレポートでは、合理対不合理の図式においてどちらに魅かれるか決めたうえ、
講義で扱った内容について自分で調べ意見を述べるというものです。
私は絶対に不合理側です。
生まれた時からたぶん存在自体が不合理だと思うから。(笑うところです)
道理に従って生きるのなんてつまらないし、実際、今までの人生を振り返ってみても明らかに不合理です。
私みたいなのが合理的な人間と呼べるとしたら、世の中がけっこうひっくり返ると思う。
だってバンギャでオタクでグロが好きでオカルトマニアなんて(略
そういうわけで、不合理側に立ってレポートの構想を練っているのですが、
ただ単に魔女や魔女狩りのことを調べるだけでは面白みの無いレポートになりそうな気がするんですよ。
だいいち、魔女のことなんて1、2年のレポートで調べたし。
なので、レポートにインパクトを持たせるためにここは勇気を持って踏み出すつもりでいます。
闇の文化史と絡めて、現代の日本における闇文化について言及してみたいと思っています。

現代日本における闇文化=ヴィジュアル系及びゴシックロリータファッション

大真面目です。
ヴィジュアル系含めロリータとかパンクとかって、迫害まではいかないまでも、
一般ピープルからは奇異に感じられていると思うんです。
マイノリティーであるがゆえに道理にかなっていない存在として扱われるというか。
そのへんを魔女狩りの異端裁判と関係付けてレポート書きたいなと思っているんです。
まぁ魔女狩りで狩られた人の場合は自分から進んでそういう異端者になっているわけではないんですけれど。
でも考えるに、ゴシックとかロリータをする子達だって、好きでやっている部分は当然最も根底にあると思いますが、
なんていうんですか、こう、運命みたいな。宿命みたいな。
うまく云いあらわせられないですけれど。
抗いがたい力っていうか、そういうものによって黒い服を着たり、
お化粧バンドを追っかけたりしているんじゃないかなと、最近思うんです。
この服じゃないとやってらんないわ!とか、ご飯削ってまでもツアーの遠征しなくっちゃ、とか。
どこかに必然性が、あると思うんです。
あるはず。
こんなことテーマにしたら先生になんか云われるかな?(笑)
魔女狩り大好きな若い女の先生なので、真面目に書いたら大丈夫だとは思うんですが。

嗚呼、でも卒論までとっとくべきだったかなこのテーマ。(笑)
現役バンギャルの今しか書けないテーマだと思うしね。


そんな感じで、17時過ぎまで魔女の本と睨み合いでした。
性愛魔術のくだりとか、なんとなくは前に本で読んで知ってたけど、
今日借りたのは生々しい記述が多くてウヘアって感じになりました。w
悪魔のアレの挿絵とかリアルな陶器の置物の写真とかが載ってたり、
魔女とされた女性が語った悪魔とのセックスの詳細が書かれてたりで正直ニヤつきました。
ほんとうはそういうとこじゃなくて、もっと先の異端裁判のあたりを読みたかったはずなのに。
所詮変態です。
拷問道具や方法もいろいろ掲載されていましたが、そのへんのことは中学生時代に読み尽くしました。orz

来月の発表で使いたいと思っていたドイツ映画史の本が貸し出し中だったので予約を頼みました。
そしたら、今借りてる人の貸し出し期間、来年の1月までだとよ。
どうやら借りているのは先生とのこと。
どの教授だよ!半年も借りるくらいなら自分で買えよファック!
手元に1冊きりしかないよ発表の資料・・・・。



帰りにファッジ立ち読みするつもりがどこの店でも紐かかってやんの。
仕方無いから買いました。
表紙には英国の文字が躍り捲り、さらにVivienne特集の文字に心惹かれたというのもあるのですけれど。
読んでたらドイツより英国に行きたくなりました。
ブリティッシュスタイル萌え。
服も雑貨もかわゆいな。
Vivienneの赤いジャケット鬼かわいい。
遠征全部やめて代々木だけにしたら買えるよ。






風呂から出た瞬間、ねぐっちゃんから着信。
慌てて全裸で電話をとってみたものの切れました。orz
ちゃんと掛け直したけどね。



BGM♪けもの道/こっこ


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桜井