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| 2003年09月09日(火) | 剥離していくのは脆弱な精神。 |
足元からセカイが壊れて往く感触がする。
僕等は何時も終わりと隣り合わせに生きている。
そう。
此の瞬間にも。
息を止めることだって出来る。
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バスに揺られていたら。
植え込みのなかにマネキンの首が突っ込んでありました。
朝日の中で。
軽くホラァ。
慢性的に襲ってくる嘔吐感は。
あたしを限りなく追い詰める。
自分がどんなに足掻いたって。
日常生活をまっとうには送れないと。
カラダ全部で主張しているようで。
宙を掻き毟りながら。
必死で普通という借り物の衣服が
脱げないように。
爪を立てる。
音がないと生きていけないくせに。
このセカイには邪魔な音が多すぎる。
キモチイイ音しか要らないのに。
