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2003年11月29日(土) |
傾いた思想と欠落した感情と湿った感傷。 |
久しぶりに気合いを入れて化粧をした。 爪も黒く塗った。 気分がちょっと上向きになる。 普段はもっさりなファンデとマスカラちみっとで。 茶色い超冴えない制服ですから。 凄く抑圧された気分になる。
社会の歯車の一つに組み込まれて半年。 毎日を消費するのがせいいっぱいで。 ものを考える余裕が無い。 あたしからあたしである証がどんどん殺ぎ落とされて逝くような そんな気がした。 ふと。
ぞっとした。 そして毎日を機械的にこなし。 何時かだれかと結婚し、子を成して。 平凡に死んでいく自分が容易に想像がついた。
ヒトと違う、跳びぬけた存在でありたいと願うわけではなく。 現実離れした。 おはなしのような人生を歩みたいわけでは無い。 普通に生きて。 普通に死んで逝くことを望んではいるけど。 あたしは何時までもあたしでありたい。 『あたし自身』を殺ぎ落とされた。 顔の無い人間には成りたくない。
時間を消費する事に追いたてられてはいやしないか。 あたしからありとあらゆるオトが取り上げられて逝く。 雑音の無い世界で生きている。
早く目覚めなくてはならないのに。
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