psychedelic@World Wide Web !
DiaryINDEX|past|will
++++++ 金木犀
絡み付くようなあまいにおい。 沢山のちいさい山吹色の花。
遠くから香る此の匂いは好きだけど。
++++++
自分が呼吸をして居ることが許せないのなら。 自分で命を絶てば良かったのだ。 あの時分に。 其れが出来なかったのはあたしが弱かったから。
+++++
「 」
縋っても得られなかったから。 あたしは求めるのをもう辞めた。
欲しかったのは只一つだったけど。
++++++++
空があまりにとおすぎて。 くるしくて窒息してしまいそうだ。 いきをすることも侭ならない。
あたしはこんなにも一人なのに。 せかいはすべてにたいして無関心で。 在りつづけるだろう。
たとえ誰がいなくなったとしても。
其れがくやしいからあたしは。 生きているんだ。
++++
触らないで下さい。 お願いだから。 あたしの剥き出しの傷口は。 まだ膿んで爛れているから。 ちょっと触れられるだけでも。 激痛が走る。
こんなにも苦しくて。 死にそうになっていたとしても。 あたしは笑顔で。 いち社会人の××で在り続ける。 境界線を飛び越える事が出来ないくらい。 あたしは臆病だから。 社会の歯車に組み込まれ続ける。 軋みを上げる。 あたしの精神は千切れそうだ。
+++++
半端な精神。
|