ムサシ君訓練犬への道・その後
もくじきのうあした


2003年02月11日(火) 「でっぱり」があったんだよ

普段ノーテンキなワタシなのだけど
夜も寝られないな心配事が起きた。


そうなんだ
ムサシのオナカに腫瘍発見・・・・


前回シャンプーしてから3週間。
もう夜遅かったんだけど、いい加減臭くなったムサシをシャンプーしようと急に思いついて
まずは、ボディの点検
ナデくり回して、カラダにキズとかないか確認していたの
だってさ、キズがあるのにシャンプーすると、キズにしみて痛いでしょ?
シャンプーきらいになったら困るから

仰向けにしてオナカをさすっていたら
左後ろ足の付け根あたりに「でっぱり」があるじゃないか! 

ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!

ワタシも一応、医療従事者のはしくれ
人間の腫瘍を、何度か触診したことはある、大昔・・・
だから、ちょびっとは知識があったんだけど

ムサシの腫瘍は、ころころ動く可動性、辺縁もはっきりしている
触った感じ、悪いものではなさそうだけど・・・
鼠径リンパ節が腫れてるのかな?
足をチェックしたけど、傷もない


なんだろう?
なんなんだ?
ガンなのかな?
いやいや触った感じは違うよね
でもなぁ、犬のガンが増えてるって聞いたことあるし
何がいけなかったんだろう
食べ物か?
もっと気を使ってあげればよかった
最近ワタシが病気して、世話をして上げられなかったからだ
ワタシのせいだ
ムサシが死んだらどうしよう・・・・


一晩中、こんなことをぐるぐる考えて
眠れないよ〜とてもじゃないけど・・・・


次の日、ドキドキで獣医さんに見てもらいに行った。

先生も、「悪いものではないよ」と、言ってくれた。
「でも、本当のことは穿刺して中を確認しなくてはわからない。このまま何日か様子を見てもいいですよ。どうしますか?」

どうしよう
その時も、まだワタシは
「悪性だったら、穿刺した刺激で広がる可能性もあるかもしれない、どうしよう・・・・どうしよう・・・・」

まったく、判断力も何もあったもんじゃないよ
でも、「もし悪いものとわかったらすぐ切除してもらおう」
そう決心して
「じゃあ、やってもらおうかな・・・・」
決心したのに、言葉は尻すぼみ

先生が
「よし!じゃ、やろう」
と、それでも煮え切らないワタシの背中を、ポンと押すように言ってくれた。

ムサシは、とってもイイ子だったよ
針を刺して痛かっただろうに、おとなしくワタシに顔をくっつけてじっと我慢していた。
終わったあと、「痛かったよ〜」と言わんばっかりに、ワタシのわきの下に顔をうずめてるムサシ(かわいいんだよ)



結果は・・・・
組織を見せてもらったけど、がん細胞はなく、炎症性のものだった。
大丈夫だーーーー


あーーーーーーよかったーーーー

この間の「ほんだし」騒動のときも、ここの獣医さんで泣きそうになったけど
今回もまた、泣きそうになってしまったワタシなのだった。






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