![]() |
いやだね。 - 2003年03月19日(水) 私は戦争の経験もないし 武力で解決をせねばならないような状況にも たたされたことがないから よくは判らないけれど あと数時間で世界の何処かで戦争が起こると思うと 無性に悲しくなる。 日常生活をおくるイラクの人たちの姿がテレビで映し出されるたびに 本当に胸が痛くなる。 当然 どちらが本当に深刻な被害を受けるのかどうかは 実際のところ 起こってみないとわからないのだけど 主導者の亡命で片が付くのだったら 一人でも死なないうちに 早く亡命してくれればよいのにと 思ってしまう。 主導者の亡命で 今回は治まったとしても 国を守るために 民族を守るために 痛みを伴ったとしても 立ち上がらねばならないと 思うことも理解できる。 イラクの人たちが 恐れもせずに 戦争を受け入れようとしているその勇気も 痛々しいけれど 勇敢だと思う。 人と喧嘩をすると判るのだけど どちらもがどちらともの常識の基準で行動していて お互いにはお互いの正義があって正当性がある。 誰だって どんなところにだって。 国と国との戦いなんて そんなこと判ったうえで 闘うのだから 余計に問題は深刻なんだなと思う。 戦争が起ころうとしているのに 着々と 窓ガラスに粘着テープを貼り付けたり 水や食料を買い込んでいる姿がテレビに映し出される。 身を守るためには その次元のことでは不可能でないのかなと 心許なく見ているけれど 戦争は スタートボタンで始るゲームではないのだし やはり日常の生活を送りながら 受け入れなければならない 危険なんだろうなと思うと とても理不尽だ。 「もし 北朝鮮から攻撃されたら どっかに逃げる?」って 彼にたずねてみると 「逃げるって どこににげるというの? 戦争が起こったって なんだって しなければならないことは 続けていかねばならないんだよ」と。 爆弾の雨のふるなかでも いつもと同じように 生活を送らねばならない、逃げ場のない「戦争」というものを もっと 自分のこととして 考えねばなと 思う。 恐いこと 嫌なことは見たくないと 目を閉じて来たけれど 今度の戦争は きっちりと目を開いて 見ていようと思う。 自分たちが 意に反しながらも加担した その責任というか その罰は きっちりと受けなければならないから。 イラク人も 北朝鮮人も もちろんアメリカ人だって 私はきらいじゃない。 だから お願いだから 仲良くしてねって感じ。 今はそんな問題じゃないんだろうけど。 ...
|
![]() |
![]() |