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随筆
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2003年02月08日(土) 若葉マーク

最近車道に若葉マークが目立つ様になりました。
そう、卒業生さんたちは、そろそろ春休み。
学校によっては既に免許を取ってしまえちゃった学生さんもいるわけです。

私は教習所で苦労した覚えはないんですが(それと今の運転技術とはまた別)車道で見物していると、結構皆様苦労なさっている様子。
たまに見かける教習車の中で、教官が運転手に向かって必死で何か説明してたり(これ、結構あせるんだよね・・・特にそれどころじゃない時)、突然ブレーキランプがついてみたり、制限速度以下で走ってみたり・・・。
あの頃は、その日の出来次第で、一喜一憂していたなぁと、感慨深く思う。

その教習を経て、晴れて免許を取得し、若葉マークを引っさげて運転している初心者な方々の運転も、見てると懐かしい。
前のめりになって、目を見開いて運転してたり、隣の保護者が必死に周りを見ていたり、たまに起こるアクシデントにうろたえていたり(これは私も)

かくいう私も、免許試験に受かったときは、多分今までで一番『通って嬉しい』と思いました。
その背景には、『自腹でここにもう一度来るなんてまっぴらだ』(遠い)とか、『ここまで待たされて、落ちて、受かった人たちが聞く説明も聞かずに一人で帰るのは嫌だ』とかいう思いがあったわけですが。

そして、初の教官無しでの路上!
隣には母!
滅多打ちでした。
教習所通りにやったら怒られるんだもの。
左に曲がるときは、ぎりぎり左に寄ると教わったのに、『そんなことしたら車に傷が入る!』
制限速度を守っていたら、『そんな速度じゃ迷惑だ!20キロはオーバーしないと!』
その頃大分の交通マナーはかなり悪かったと思う。
久し振りに大分に戻ってきたときは、マナーが向上したなぁと思いました。

どちらにせよ、初心者に対しては、一応車間距離あけて走ってるわけです。
初心者としても、ぴったりくっつかれるのは精神的に辛いと思うし。
だけど、慎重に運転している初心者より、怖いもの知らずの、中途半端に慣れたドライバーの方が、実は怖い。
人のこと言えた義理ではない。

若葉マークな運転を見るたびに、初心に戻って安全運転しなきゃなぁと思い知らされるのでした。



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