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2003年05月18日(日) 新たなる伝説

昨夜、また久し振りにクーをお風呂に入れました。
それも、急遽決まりました。
次の日は晴れ、その次の日は雨。
次の日が晴れの方がいいということで、決定。

最近、風呂の近くに抱っこして行くと、がっしり肩にしがみついてくるクー。
どうやら、そろそろ小さな脳みそにもトラウマが形成されつつある様です。
そのくせ、自分からお風呂近くに来て、『開けろー』とか言うんですけどね。
自分から行く分には、恐ろしいことが起こったことがないので、お風呂という場所が鬼門ではない様です。
『お風呂に連れて行かれる』事が怖い様です。
分かっているではないか。

という事で、案の定母にしがみついて、なかなか離れようとしないクー。
風呂場に放り込まれ、逃げ場もなく、背後に迫る狂気(私)に萎縮する。
が、あえなくお湯をぶっかけられ、シャンプーとリンスをされ、湯船にまで放り込まれる。
鳴けど喚けど助けは来ず、ひたすらに鳴き続けるクー。
気分はさながら悪代官。

これまで、失禁を多々繰り返したクーですが、本日は何事もなく済むかと思いきや・・・
湯船から出し、母がタオルで拭き、ドライヤーをかけている最中・・・
失禁・・・

どうも、ドライヤーが苦手な様子。
何でもない時にでも、ドライヤーの熱風をあてると、一目散に逃げるクー。
それを考えれば、ありえないことではない。
突如の失禁で悲鳴を上げる母。
何事かと思ってお風呂できょとんとしている私のもとに、再度連れ込まれるクー。

汚れたので、お風呂へ逆戻り。
もうー・・・洗う身にもなってよう・・・
失禁して、汚れたであろう部分だけ洗い直しました。
その後のドライヤーでは失禁しませんでしたが・・・
また新たなる伝説を作り上げたクーちゃんでした。
お風呂に入れるときも入れたあとも、そして人間も猫もびくびくしっぱなしです。


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