よくSNSでナレーションの話題があがります。 プロ目線からの辛らつな言葉もあります。
その金額で請け負うのは趣味の延長。 血のにじむ様な努力をしてもなれないのがプロ。 まともな仕事をしていたら宅録なんかに頼まない。
はいはい、うるさい。 そのフィールドではそうでしょうよ。 そのフィールド以外から仕事貰ってるから。 微々たる金額でもお金払ってくれる人がいるんだから、仕事として真剣にやってんの。 お前、私の人生の責任取れるのかよ。 取ってもくれないのに上からうるせえのよ。
とまあ、そんなのが流れて来るたびに原点回帰と言いますか。 その発言に対して『うるせえ』以外の芯を持って心の中で言い返していたんですよね。 と、そんな中流れて来た言葉。
『声劇は声優になれなかった下手な素人の遊び』
ディレクションを含めて・・・聞くに堪えないものばかりとの事でしたが。 それは違うだろ。 極論、芝居ってプロしかやっちゃいけないのかよって話になる。 なんでだろうね? 一人の意見だとしてもよ。 この界隈って上から目線が凄く多いと思う。
だって、プロ野球やプロサッカー選手が遊びで野球やサッカーやるなって言う!? 言わないじゃん。 何で『下手ならやるな』みたいな話が出て来るの? 誰がどこでどういう表現してようが勝手でしょうよ! 聞くに堪えないなら聞かなきゃいいと思うけど、じゃあプロのスポーツ選手は下手なプレイを見たくないのかと言えば、そんな心の狭い人いないと思う。 寛容じゃない。
プロの声優やナレーターになれるのって、実力や努力もそうだけど、運とか容姿によるものも大きいと思っておりまして。 そこに入れなかった人は『ただの趣味』で片付けられるのか。 折角『宅録』という文化が技術によって生まれて、色んな人が色んなフィールドで頑張ってるのに、どうして『目ざわりだからやめろ』という話になるのか。
そこのフィールドには立ち入らないから、目障りなら見ないで欲しいものです。 もっと色々自由でいい。
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