海外から、子供向けゲームの音声オファー。 あ、無理無理。 こういうの、受からないんですよ。 送られてきた参考動画も、私の声にはないタイプ。 適当に少年の声を送って、終わり・・・のつもりでした。
そしたら返信が来て、自分達のゲームには自然な男の子と優しい女性が必要なんだと来たもんだ。 知ってる。 それを知ってるから『こんな声しか出ないよ』という意味でサンプルを送ったんだけどな・・・。 理解してくれない様なので、女性と子供のサンプルを作成。 特に子供は『なんとなくこんな感じだったかな』という雰囲気を作って送信。 したら。
これが、絶賛。 え・・・マジで? とんとん拍子に契約となり、いざ長文収録! ・・・あれ?ちょっと違う? てか、最初に自分が録ったサンプル聞いてから収録したはずなのに、やたらゆっくり読んでてやり直し。 やり直した音声も・・・なんか違う。 このサンプルの音に微妙にならない。
あ!そうか! 力の入り加減だ!! あの時のサンプルは『どうせダメだろう』で肩の力が抜かれた状態。 今回は本番なので、声も張って少々力んでいる状態。 人が聞いた時に分かるレベルかどうか微妙ですが・・・。 とりあえず、ファイルを分ける前に聞いて貰う事になりました。 これでダメだったら、結構繊細に収録しなきゃいけないぞ・・・大変だぁ・・・。
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