中学生の時に好きだったのぶちゃんと約20年ぶりに再会してきた。

すっかりおばちゃんにはなってたけれど、体型がまったく変わっていなかったのには驚いた。
中身はもっと変わってなかったけど。
相変わらずの、聞いて！聞いて！ちゃんでした。
汗

空白の20年間を話してくれました。
ずーっと話してました。
こっちのことなんてほとんど興味も示さずに。

俺はそれを、ニコニコしながら聞いてました。
そうだね、そうだよね、わかるわかる…と共感しながら。
俺、とにかくこの人の顔が好きだったんだよなぁ…と思いながら。

性格じゃ無いです。
完全に顔。
明るくて、屈託無くて、性格が悪いとかはないんですけどね。
話してて楽しいし。

でも、俺とは合わないです。
だけど、そういう人の話を聞くのが好きなんで、ずっと聞いてられました。
波瀾万丈の20年を。

ＤＶの旦那から夜逃げしたり、娘がグレちゃったり。
仲の良かった男友達にやらせろやらせろ！言われて幻滅した話とか…
etc...
楽しかったです。

俺とは別世界の女性です。
だからこそおもしろくて。

彼女の話を肴にして酒を飲んでました。


中学時代に好きだった人の話になったので
俺はのぶちゃんのことが好きだったよ、と言ったら
「えー！そうなのー！！知らなかったー！！」
と驚いてました。

これ、20年前にも言ったことあるんだけどね。

その時は「私も好きだったんだよ…」と言ってくれたんですよ。
それが嬉しくてねぇ・・・

でも、あれから20年…
俺のことを好きだった、ということも忘れてました。
あはは。

まあ、俺と違って波瀾万丈な人生を過ごしてきたのですから
そりゃあ忘れもしますよね。
それに、女性ってそういう生き物だと思ってますし。

「そっかぁ…その時ふみくんが（私に）動いてくれてたらなぁ…」
とは言ってくれましたけど。
「私、絶対付き合ってたよ」とか。

ありがと。
でも、それも20年前にも言ってもらってたんで。
その気持ちが変わってなかったことは嬉しかったですけどね。

もし俺とのぶちゃんが付き合ってたら…
どうでしょ？

のぶちゃんは今よりいい人生になってた可能性は高いでしょうね
でも、俺は今より確実にマイナスだったと思います。

ごめんね、でも本音。

笑い顔があんまり可愛くないのも変わってなかったです。
くちゃくちゃってなっちゃうの。
キリッとしてるときの顔が好きなのさ。
そこが俺の好みなのよ。
ほんと、ごめん。

年一でいいからまた飲もうよ、と言ったら
「次はふみくんの友達の集まりに行きたい！」と言われました。
ま、別にいいんですけど。
そんなもんだし。

もうショックとかも受けないんだなぁ…
全部おもしろおかしく聞いてられる。
悪く言えばどうでもいい、という感じ。
どうでもいいというか、どっちでもいいというか…

これが達観？！
いろんなキャリアの積み重ねで辿り着いた境地なのでしょう。
いいのいいの。

会って良かったです。

本当に良かった。

美味いお酒でした・・・