なんとなく続いている日記

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2025年08月08日(金) 【ドラマ】初恋、ざらり

「初恋、ざらり」 小野花梨 風間俊介

※※ 9点 ※※


全12話

最終回で泣いちゃった…
(その後、何回も最終回だけ見直してます)

このドラマ、初回からずっと(昔の)自分を重ねてました。
遠い昔の遠距離恋愛…

保育士の勉強を始めて、本当に確信しました。
あの人は大人のASD(自閉スペクトラム症)だったんだな…と。
だいぶ軽度ではあると思いますが。
でも、仮面うつ病と診断されてたそうですが
俺は発達障害の方だったと思います。
今にしてみればね。

このドラマの最終回を見て気付いたことがあります。
俺にもこの男性側の主人公(岡村さん)と同じ
「あの時にああしてたら違っただろうか…」
「あの時はこう言えば良かったのだろうか…」
ということがたくさんあります。
でも、岡村さんと決定的に違うことが一つありました。
それは…

俺の中で一番強かった思いは
「彼女にはもっとこうであって欲しかった」
なのです。

自分がもっとああしておけば…
こういう風に言ってれば…
あれは違ったよなぁ…
もちろんあります。
たくさんあります。
だけど、それと同じくらい「俺はやれることはやった」という自負もあるのです。
あの時の俺の精一杯は出来てたと。
その上で

「彼女がもっとこうだったら良かったのに」

と思っちゃってるのです…
最終回のありすちゃんのセリフは、全部俺があの時、あの人に言ってもらいたかったセリフでした。
俺の想いを具現化してくれてるセリフでした。

「すごく幸せだったのに、全部自分で壊しちゃってごめんなさい…」
「私、やっと人間になれたんだと思います…」
「すごい自己チューでごめんなさい」
「大好きだから、他の人と幸せになって下さい…」

全部俺があの時に言われたかったセリフです。

これを言ってくれてたら…
そう強く思っていることに(今更ながら)気付かされました。

だから、俺たちは戻れなかったのでしょうね。

このドラマで改めて気付かされました。
遠い昔の話ですけども。
心に響きました。

戻りたかったわけではありません。
もちろん当時は戻りたかったけど。
今は違います。
今、涙を流しながら思ったことは

「あの人と戻れなかったおかげで、この最高の、素敵な家族に巡り会えたんだよな…」
です。

感謝です。
俺は幸せになれました。
あの時の選択・結果は間違ってなかったのです。

俺を捨ててくれて本当にありがと。

はなちゃんは…
どうだろうね…
なんとなく想像は付きますが。

そんなことを想い出させてくれたり、考えさせてくれるドラマでした。
めっちゃおもしろかったです。

ところで、小野花梨ちゃんてそういう娘ではないんだよねぇ?!
と少し心配になるくらい演技が上手でした。

難しい役を…完璧ではないでしょうか?!
上手に上手に演じてました。

女優さんはすごいな…


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