「ロストケア」松山ケンイチ 長澤まさみ
※※ 8点 ※※
これ…私が語って良い作品なのでしょうか? なぜなら… 私はこの行為を是非で言ったら完全に「是」の人間なので。 完全肯定の偏った人間なので。 苦笑
ここでもたびたび書いてますが 親の介護で働き盛りの世代が犠牲になるのは全面的に良くないことだ! 姥捨て山を作るべき!! くらいに思ってる人間なんですよ。
「希望すれば、80歳(75でも良いかも)以上の老人は国ですべて面倒見ます」 という制度を作れば、日本の少子化はある程度止まると思ってます。
という思想の私がこの映画を見てしまうと… 松山ケンイチが善で、長澤まさみが悪になってしまうわけですよ。 松山がんばれ! 君が正義だ!! みたいな。
俺はこの映画の元となったあの事件のあの犯人ですら…なもんで。 苦笑
なので、最後に「なぜ父親殺しに至ったか…」が描かれていましたが 私にとっては、あれがあろうとなかろうと、松山ケンイチは善なので そこで感動するとか、より深く何かを思うとかなかったですね。
介護はしたくない。 されたくも無い。 嫁や娘たちの負担になるくらいなら死にたい。 それしかないです。 長生きに興味はありません。
いやぁ・・・ 映画はとても面白かったし、こういうことを取り上げて下さってありがとう!と思います。
いろんな人に観てもらいたい映画だと思いますが 私みたいな人間が観る映画ではないような気はしました(笑)
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