| 2005年08月04日(木) |
小林賢太郎プロデュース公演 「Sweet7」鑑賞 |
小林賢太郎プロデュース公演 「Sweet7」 のDVDが届きました。
詳しくはこちら。※Amazonのページに飛びます。
「ラーメンズ」の小林賢太郎がプロデュースした2年前の舞台ですが、 小林さんが相方・片桐仁との掛け合いを見せるのは、 冒頭とエンディングのみ。 だから、役者としてのコバケンが好きな方には、 ちょっと物足りないかな?と思いきや、 戯曲(コント)作家としてのコバケンの存在感は、 全編そこかしこに現れています。 役者さんがみんな達者というのもありましょうが、 本当に、全く飽きさせない2時間半でした。 (そんなに長いのに、昨日だけで2回半もの ヘビーローテーションをしてしまいました) むしろ、コミカルな舞台に定評のある劇団に、 片桐仁が客演として参加しているような趣がありました。 (といって、もちろん浮いているわけではありません)
「二代目として頑張る、ちょっと食えない女性 ヒロミが切り盛りするケーキショップ「七日堂」は、 有名パティシエを抱え大繁盛する至近のライバル店のおかげで、 商売上がったり。 (というか、そういうのを「ライバル」と言うのか?) 起死回生を図るため7日間店を休み、 新商品開発などの作戦を展開します。 が、職人たちはといえば、 「海外での修行歴も受賞歴もなく、普通のケーキしかつくれない」毛利、 「ケーキ以外のものなら何でもつくれる立体造形のプロ」じゃくずれ、 「ここ何年もケーキをつくっていない、 無人島が似合いそうな男」アライの3人です。 唯一まともな毛利には、アシスタント・瀬込(せこむ)が 雇われることになりますが、こいつも実は食わせ者で…」
上記以外にも、個性豊かで 誰1人欠くことができないキャラクターが 3人ほど登場します。
ちなみに小林さんは牛乳屋さんの役で、 片桐さんのもとに生クリームを納品に来るのですが、 短い登場ながら、一癖ありそうなキャラクターを見せつけます。
「あ〜あ〜。向いててー」 「わかんねぇよ。俺ば・か・だ・か・ら〜」(なぜか偉そう) 「ご〜み〜だ〜し〜ジャンケン…」 「明治維新ってこんな感じだったんだろうな…」 など、いつものラーネタ同様、 いつまでも頭の中にこだまする名台詞も満載です。 また、ボタン好きの私といたしましては、 片桐さん扮する「じゃくずれ」のパティシエ服にたくさんついている 巨大な(直径10�僂�らいありそう…)カラフルボタンの数々は ヨダレものでした。
小林賢太郎プロデュース(KKP)作品は、 ほかにも何本かありますが、 従来の箱二つ(プラスアルファ)だけのセット、 2人の人物だけで構成される無限の世界に惹かれていたので、 正直言って、ほかの人たちとの絡みってどうなんだろう、と、 (初期の「零の箱式」はおもしろかったけれど) 買ったはいいけれど、見るまで少々不安だったのですが、 そんなつまらない偏見は払拭されました。 (いや、全部見るまでは、「払拭」までは言い切れないかも) 少しずつ、何とか見ていきたいと思います。
それにしても、です。 ケーキショップを舞台にした物語だというのに、 全くケーキを食べたいという気を起こさせないつくりというのは、 ある意味清々しいものです。 (あ、でも、コンビニのケーキは試したくなりました) ダイエット中でも、安心して鑑賞できるぞと、 ダイエット中の人間として、強くお勧めいたします。
|