土曜日生まれは腰痛持ち

2007年08月28日(火) 美少女たち +おまけ


4thメディアの番組表が届きました。

9月もいろいろなチャンネルで、
それぞれ楽しみな番組があるので、
ぶつからなきゃいいがなと思いつつ見ていたら、
シネフィル・イマジカで
スカーレット・ヨハンソン特集」をやるとか。
これはすばらしい!と思って確認したら、
「理想の女(ひと)」「ゴースト・ワールド」はいいとして、
何なんだ、「ノース ちいさな旅人」って。
この映画、見るには見たけれど、
何せ映画の性質上、子役がわんさと出てくるし、
残念ながら、彼女の役を全く思い出せません。
同じ子役時代ならば、
どうして「のら猫の日記」ができないのかっ。
いえね、自分が好きな映画を外されたから怒ってんじゃないんです。
余りにも見当違いではないか、と。


S.ヨハンソンは、11月で23歳になるそうです。
かわいい美少女子役から、すっかり大人の女性になりました。

美少女から美女へといえば、最近びっくりしたのが、
「キャメロット・ガーデンの少女」「シックス・センス」などで
はかなげでいて妖しい美少女だったミーシャ・バートンの名前は、
今や「O.C.」の主演女優として知れ渡っていることです。
こちらも21歳とのことですから、
子役はいつまでも子役じゃないんだなあと
わかり切っている上に、役に立たないことを
ブツブツ言っているだけなんですが、
なんか、ねえ。ちょっと寂しい気がします。
(単に「O.C.」というドラマのテイストについていけないだけなのですが)

子役時代から大活躍で、
きちんと大人の俳優に成長できた人は、
昔よりもずっと多くなっている気がします。
(やっぱりそういう意味での走りはジョディー・フォスターか?
一応、ドリュー・バリモアも成功といえなくもないけれど)

というより、大人たちに使われ、搾取され、スポイルされ、
行き場がなくなってしまった「かつての子役」という
悪い例ばかりが大々的に取り上げられて、
まともな成長を遂げた人に、
日が当たりにくかっただけかもしれませんが、
歓迎すべきことではありましょう。

ところで、子役といえば印象的なのが、
「ポネット」
史上最年少のベネチア映画祭最優秀女優賞に選ばれた
ビクトワール・ティビソル(当時四歳)。
本当にもう、何とも言えない愛らしさでしたが、
その4年後、ラッセ・ハルストレム監督の「ショコラ」
ジュリエット・ビノシュの娘役を演じていたとき、
既に微妙な顔になっていて、びっくりしました。
(英語は達者だったし、演技もきちんとしていた)
IMDbで見る限り、今は仕事自体ほとんどないようですが、
せっかく才能があるのに、ちょっと惜しい気がします。
(って、4行前で大人げなく顔面にケチつけといて何ですが)

そういえば、
「子役からきちんとした大人の俳優」と言うとき、
意識はしていなかったのですが、
男子の顔ぶれを全く気にしていませんでした。
「スタンド・バイ・ミー」で、
繊細な美少年を演じたウィル・ウィートン
何となくあの顔のまま軽く老け、
大学学長のバカ息子を演じ「フラバー」98年版)
おでぶの三枚目だったジェリー・オコネル
なかなかかっこよくなって、
大学フットボール界の期待の星をやっていたのを見て
「ザ・エージェント」
時の流れって不思議(あるいは残酷)だなあと思ったのが
既に10年近く前です。
もしリバー・フェニックスが生きていたら、
どんな役者になっていたのか、もう想像もできません。
「スタンド…」ネタでひっぱれば、
リバーをどつく不良少年役だったキーファー・サザーランドは、
「24」の成功で、
今や日本で最も有名なハリウッドスターの1人になっています。
ああ、本当に時の流れは……。


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