2008年10月04日(土) |
みんなの動揺(byほっしゃん。) |
今日は(って、いつもか)己の無教養をさらすお話を一つ。
仕事をしていてたまたま知ったのですが、 「つきのさばく」って童謡がありますね。 千葉県の御宿海岸が舞台と言われている、 あの何となく物悲しいメロディーの曲です。
これ漢字をあてると「月の砂漠」ではなくて、 「月の『沙漠』」なんですね。 私も手元の資料に「沙漠」と書かれていたので、 「どうしてこういう手の込んだ間違いするかな」 と思い、それでも念のため 「月の砂漠」で検索した後、さらに「〜沙漠」で検索したら、 「もしかして『月の砂漠』ちゃう?」という 例のあの腹立たしい表示が出ました。 が、結局南極、「沙漠」が正しいのです。
ある超便利なサイトによると(要するにウィキペディアですが) 「沙」の字が使われている理由は、 作詞者加藤まさをが歌詞の着想を得たのが海岸の風景であり、 「沙」の字にそもそも「砂浜」の意味があるためとのことですが、 んじゃ、「漠(とりとめなし)」のほうの字義の立場は どうなっちゃうのよというツッコミは、 はねつけてしまうほどの名曲ってことなんでしょう、きっと。
気が遠くなるほど砂、砂、砂の風景で、 アラビアのロレンスをして「清潔だから好き♪」と 言わしめるのが「砂漠」だとして、 御宿には行ったことがありませんが、 本当にその「沙漠」は、「気が遠くなるほどの砂浜」なんですかね。
ところで、 私はワープロ時代からずーっと一貫してかな入力派なんですが、 さっき、「つきのさばく」と入力しようとして、 間違って、一たん「つきのさばき」と入れてしまいました。 「月の裁き」……セーラームーンか!
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