月末に、階下の大家さん宅へ家賃を払いに行ったら 出し抜けに 『お知り合いに、誰かお部屋探している人いない?』 と訊かれた。
そう言われれば確かに隣室は、ここ2ヶ月ほど 電気もガスもメーターが止まったままなのに気付いていた。 年配の女性が住んでいたが、身体を悪くして入院したとかで。
「ああ、じゃやっぱりお隣は引越されたんですか」 『そうなのよ。長いこと入院してたんだけど もう年だからって田舎に帰っちゃったらしいのよ』
となると、今このアパートを借りて住んでいるのは アタシだけ♡ということになる(*゚-゚*) 窓さえ閉めておけば、夜中にお喋りしても気兼ねがいらない?
『出来れば、女の人がいいんだけどね。 男の子は扱いづらい』
お隣の前の住人は若い男だったが、ためた家賃を踏み倒され 挙句は夜逃げされたらしいので、大家さんも懲りているようだった。
「じゃ、今度友だちにきいてみますね」 と、その場は適当に答えておいとました。
ここは大家さんの家の2階を、2世帯にだけ貸せるように なっていて、一見すると普通の戸建にしか見えない。 (今朝も宅配業者が見過ごしてしまい、困って電話をかけてきた)
家賃は毎月滞りなく納めており、女の一人暮らしという こともあってか気を遣ってくれて、部屋の住み心地は悪くない。 物干し竿も換えの蛍光灯もただでくれたし、更新料も取られない。
問題は二つ。
駅が遠くて店も少なく立地が不便な割に、家賃が高めなのだ。 それと、隣家の子供たちの雄叫びや泣き声が日夜凄まじい。 (日曜の朝6時からやられた時はさすがに怒鳴った)
でも、そんなこと大家さんにはちょっと言いにくいし。 アタシとしては、隣はずっと空き部屋のままが望ましいのですが…(^_^;)
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