『 hi da ma ri - ra se n 』
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「 シンプルに生き死にしたかった 」

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2005年02月22日(火) ぼろりぼろり

笑う

笑うことができる

笑った顔をつくる

笑う

過日

晴れた太陽はときどきあんまりまぶしすぎてからだが痛いな
ひさしぶりに発作を起こしましたが(たぶん)身じろぎも
かなわないやつで参りましたがでも今はそこは越えていて
消えちゃいたいとか居られないとかいう観念もとりあえず脱いで
記憶の構成のしかたとか感覚のばらけかたとか呼吸とか
あやふやなところおぼつかないところはたくさん目につくのですが

チーズトーストをかじって笑った

いっしゅうかんでどこかよくわからない場所に飛んでいった
この間までのあたし、は一体どうなっているんだろう
ぜんぶがニセモノに見えてきて自分もニセモノに思えてきて
からだの痛みではないこころのいたいので立って居られなくなる
すがるものが要りようでした、ほんとうにごめんなさい
外出のたび安定剤をめぐって逡巡しないといけないとは
おまもりをにぎって逃げ回らなければいけないとは

おもちゃの車プラス笑う子ども

色鮮やかな食品の山

どうしてこんなにだめになれるんだろう

うまく言えない

どんどん世界が切りはなされていくあの感じと
それに伴うひたすらな気分の悪さ、というのを

あたしがあたしを手放して
ラクになろうとしているのは
いったい何がわるいんでしょう

か

眩暈がする、と地下鉄の駅でぐらぐらしていたら
ぐらぐらついでにホームから落ちそうなひとを助けてしまった
ばったーん、ってすごい音がしてふりかえったら
足半分からだ半分ホームからはみでて倒れていてびっくりした
線路に落っこちていなくって、まだ、よかった……
駅員さんにあとをたのんでさよならしてきたんだけれど
あのお兄さん無事で今ごろ過ごしているんだろうか
とりあえずちゃんと休んでなんか食べてくれていたらいいと思う
だってあんまり痩せていたし

東京は怖いなと無意味に思って
また思って
行く先々でこういうことをしている気もした

ああなんだかここだけすごく現実的。

帰りの電車のなかでむこうのボックス席に座ったおじさんが
ひだまりのなかでみかんを剥いて食べていた
あったかい窓際にみかんとみかんの皮が並んだ
そういうのは
なんだか
とてもいいと思った

みかんの匂いのする車内でカナダの小説を読む


がんばります

そうして

また笑う

笑うし

笑うことができるし


家出は、おしまい
大荷物も、おしまい

とりあえずまたここにて
今日を
つくらなくては


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真火 [MAIL]

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