マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記)しかしケンさんは色っぽくて艶っぽいなぁ・・・・・・。


若林ケンさんの著書を読んでから、何故か異様なまでに彼の人生観や生きざまに深く魅了され、一度でいいから生で彼の歌(人生そのもの)を聴いてみたい・・・・・・。
そんな事を夢に見ていたのはつい昨日のよう・・・・・・。

その夢が去年はじめて叶い、ケンさんの店を訪れてから、僅か一年足らずでもう6回も生ケンさんにお会いできてる事自体が、未だに夢の中を漂っているみたいで・・・・・・。

日曜日、上野の「QUI}まで、ケンさんのライブを聴きに行ってきました。
新宿の「QUI}は元従姉妹が出演していたり、友人が出演していたりしたので2度ほど行った事が有るのだが、上野の「QUI}は初めて。
ベーシックな店内の所々に置かれた上質なオブジェがとても引き立っていて、上質な大人たちが集うにふさわしいような、何ともステキなお店でした。

今は幸せなのだから、今回はもう泣くまい・・・・・・。
そう思っていたのですが、やはり、どうしてもケンさんの歌を聴いていると泣けてしまう・・・・・・。

「愛し合わなくて良かった」は、アタシの大好きな曲だし、やはりこの歌が大好きで良く口ずさんでいた母の事を思い出し、泣いてしまった。

「陽だまり」は歌詞がびんびん来るんですよね・・・・・・。
特に冒頭が初めてケンさんの店を訪れた時の私の心境通りの歌詞なので、身につまされながら聴いていたらボロボロ泣けてきました。

「人の気も知らないで」の歌詞は初めて聴く詩で、今まで聴いていた詩よりも断然よくて、又これでも泣けました。

「過ぎ去りし青春の日々」も、弱いのよね・・・・・・。どうしても泣けてくる。

「生きる」も・・・・・・。

結局は、今回も泣きに行ったように泣けて泣けて仕方がなかった・・・・・・。

ピアノ・ウッドベース・バイオリン、それぞれの伴奏が大変素晴らしく、ケンさんの歌に何とも言えない深みが加わって最高級のステージでした。

何でケンさんの歌って、こんなにまで泣けるのだろうか・・・・・・。
いつもアタシは不思議に思っているのだけど、その理由がやっと解ったような気がする。

ケンさんのレパートリーにはアタシが大好きなシャンソンがとても多いと言う事も有るのだけれど、ケンさんの歌は、歌ではないのだ。
聴く人、一人一人への慈愛と慈悲のこもった語りかけだからなのだ。
だから、辛い時に付け、幸せな時に付け、ケンさんの言葉群が神様の言葉のように聞こえ、全てを許されているような安心感に包まれて、泣けるのだと思う。
上手く表現できないけど、傷ついてボロボロになっていたり、嬉しくて叫び出したいくらいの心の昂揚をしっかりと受け止めてくれ「それで良いんだよ・・・思うとおりに生きればいい」と神様に言われてるような気がして泣けて泣けて仕方なくなるのだ。

しかし、プライベートのケンさんもステキだけれど、ステージに立つケンさんはやはり神がかっている。
とても色っぽくて艶っぽくて、神々しい。

ケンさんが男性からも女性からも愛される理由がとても良く解る。

普通は何度も歌を聴きに行けば、興奮や嬉しさも徐々に減ってゆくのかもしれないけれど、ケンさんの歌は聴けば聴くほど、益々その魅力と魔力にはまりこんでいく。
はやり、魔物なのかなぁ・・・。神なのなぁ・・・・・・。

実に不思議な人だ・・・・・・。

アタシの中の最高の贅沢は、ケンさんの歌を少しでも多く聴くこと。
それで感性を磨き、ステキな世界観を書けるように勉強したい。
もちろん、店や自分の歌にも活かしたいし……。


2011年08月30日(火)

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