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■ 彼女の言葉

こんばんは。
その人は言うのだ。
ちっともかっこいいことあれへん。 どこ見てんのんかもようわからへんし。 え、傷つくのん? かっこ悪い言われたら? かっこいい思てたんや、自分? ・・・口わるい女でごめんなあ。 でもな、目立つほうやないし、かっこ悪いはずやのに、すぐ見つけてしまうねん。 何しとっても、視界に飛び込んでくんねやんか。 悔しいわけさあ。あたしはな。
すごいなあ、思ててんで。 小さなことでも、通りすぎてしまわずに、きちんと立ち止まれるとことか。
いちばんうれしい言葉は、けっこうこういうもの。 やさしいとこが好きです、なんて言われるよりはるかにな。
京都のことばは、よくできている。
京おんなだけは気をつけや、って京都の女性はみんな言うけれど、言葉がひっくり返しの意味なんではなくて、やさしさがひっくり返しの表現になっているだけだと思う。
え、その人? 野暮なこときいちゃあいけねえ。 俺はウソでも「かっこいい」って言ってくれなきゃやってらんねえたちでね。
2003年09月13日(土)
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