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■ ---神社祭礼
祭り2日目、今日は八幡さまの祭礼ではなく、集落内の一番奥にあるサブっぽい神社の神様が集落をめぐるという祭りである。
前の日記にも書いたように、結局起き上がれず、神社内での神事・獅子には参加できないまま、神輿がめぐり始めた1軒目から合流する。 この、もてなしをうける家をそれぞれ「宿」と呼ぶんだけど、宿になる家、その順番は20年も前から決まっているらしく、その気合の入りようといったらない。 朝から、酒にビールに「せんざんき」(ご当地名物、鳥のから揚げの一種)に、もう血液どろどろです。
昨日よりさらに強い雨の中、神輿を担いで、輿音頭(こしおんど)というやつをうなりながら練り歩いていく。
この輿音頭っていうのがねえ……。 最初は何言ってんのかわからなかったけど、よく聴いていくととんでもない唄ばっかりなのである。
桜三月 (ヨイヨイ) あやめは五月 (サー ヤットコセ シャントセー) 咲いてヤエー 年取る (ヤーレー 梅の花)
とりあえず無難なやつを例にとると、この 「桜三月 あやめは五月 咲いて年取る 梅の花」 七・七・七・五の都都逸調の部分がさまざまに入れ替わるわけですが。
ひどいんです。下ネタもいいとこです。さすがのてんのーも伏字にしなきゃ書けないんですが。
わしとお前は 卵の仲よ わしが白身で きみを抱く してもしたりぬ 若後家さまは 今朝も二度した 薄化粧
三十女と お寺の鐘は つけばつくほど うなりだす 奈良の大仏 ○○○○かけば 奈良の都は 糊の海
ち○○、ち○○と 威張るなち○○ ち○○、ま●●の 爪楊枝 ま●●、ま●●と 威張るなま●● ま●●、ち○○の 植木鉢
ここの娘は 馬より強い 村の若い衆を みな乗せた 今の娘は 郵便箱よ どこのどなたが 入れるやら
こんなのを延々と大声でわめき続けるわけです。 しかも、宿でもやるわけで、当然その家の奥さんとか、子供とか、目の前にいるのにおかまいなしで。
すごすぎ。
2004年05月20日(木)
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