【2001年11月23日(金)】
ジャイアンツのファン感謝デー。 帰りに船橋のレストランに行く。 ピアノ講師の来年の契約について話し合う。 「もう辞めちゃえよ」とあの人は言った。
あの人は常々言っていた。 私にピアノ講師を辞めろって。 保証も無い、給料も少ない仕事なんて辞めろって。
一度聞いた事がある。 「私がピアノ講師だったら結婚出来ない?」 そしたら「出来ない」と言われた。
「私はピアノ講師を辞めたら、精神的に落ち込む。 アナタはそれを保証してくれるの?支えてくれるの?」 そしたら「ああ」と返事をした。
「じゃあ、私は一生のピアノを辞めるのよ? アナタとの将来の事を考えていいの?」 そしたら「ああ」と返事をした。
私は、20年以上ピアノを続けた。 死ぬほど努力して、音大に行った。 家族も、私の為に、死に物狂いで協力した。 言葉では言い尽くせないぐらい、努力した。 ピアノの事は大きすぎて、ここでは書ききれない。
「一緒に仕事を辞めて、新しい仕事を見つけて、 一緒に頑張っていこう。俺も頑張るよ。」 あの人はそう言った。
【2001年12月6日(木)】
私の誕生日。 あの人と、ディズニーシーに行った。 「私、ずっとこうやってディズニーに行きたかったんだ」 私は幸せだった。
その日、 「彼女がいるから別れる」 と言われた。
2001年11月23日(金)に決められたことはなんだったのか。 私は計画されて、生活を破壊された。
「私が自分のインターネットの日記で、アナタの事を何を書こうが、 構わない?」 そしたら「書いてもいいよ」と言った。
【2002年2月23日(土)】
夜10時半頃、あの人から急に電話が来た。 「結婚した」と言う事実を知った。
つまり、私を破滅させたのは、計画的であった。
【2003年6月16日(月)】
あの人と結婚した女からメールが来た。 「私は幸せです。彼は元気です」 結婚に至るまでの幸せな詳しい経緯が記載されてあった。
この世の現実は、あの人は幸せに暮らしていて、 私はその為に、殺されたのだ。
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あの人と、あの人と結婚した女は価値観が一緒なのでしょうね。 私が死ぬほど努力して音大に行った事、侮辱したからね。
「生まれたときからピアノをやるって決められたわけじゃないだろ?」 あの人は確かに言った。 私の父は、私が生まれた時の記録で 「指が長い子だ。将来はピアニストにしたい」と書いてある。 だから私は忠実にその約束を果たすが為に、音大に行った。
「**さん。 私は貴方の4つ年上です。 社会人としては10年余り経験があり様々な企業で働き、 様々な経験をしてきました。 あなたはたった3年しか働いていないでしょ? 貴方のおっしゃるピアノを生きがいとか一生を捧げるとか事が 私には理解出来ません。不愉快です。」
私はピアノ講師になる為に、20年以上苦労してきた。 中学、高校も部活が出来なかった。 父も母も、私を音大に行かせる為に、必死になった。 しかも、あの人と結婚した女は、私の名前まで調べやがった。 音大に行かせてくれて、それを破滅させた生き物が、 父がつけた名前を呼びやがって。
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私を殺したのは、 ××××××という会社に勤める●●●という生き物です。
私は××××××という会社に勤める●●●という生き物に 殺された人生を、 生きていく、という地獄の生活を送っています。
「私が自分のインターネットの日記で、アナタの事を何を書こうが、 構わない?」 そしたら「書いてもいいよ」と言った。 だから書いた。でも、近日中に消す。
そういえば、この人と結婚した女にも、 ちゃんとこういう事を書いてくれました。2003年6月17日。 >私や彼の事について貴方が日記に書く事を止める権利は私にはありません。 >でもそれでは貴方の本当の日記ではありませんよね。 >私に気兼ねなくどうぞ自由に書いてください。
解りました。 ちゃんと「書いてもいい」って、許可を戴いています。
※後日記載。会社名と名前は伏せました。くそっ。 |