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ココマデキタヨ日記
ユウマ
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2002年05月12日(日)
嗚呼、今津!

春一プランの試走をしに原付バイクで出かけた。
鯖街道を順調に時速60km以上のフルで快走。
気分は上々!!
と思ってたら異変が。
後ろタイヤがやけに横滑りするなぁーと思ったら、
パンクしてた。マジかよー
朽木の2k手前でしょうがないからとりあえず
ガソリンスタンドまで押して歩いた。
1軒目のスタンドは休み。
日曜だからほとんどの田舎は休みなのだ。
だけど朽木は親切にももう1軒が当番日としてやってた。
おっちゃんに「パンク直してもらえますか?」と聞いたら
答えはできないとのこと。
しょうがないのでとりあえず空気をもう1回入れてもらい、
行けるとこまで今津を目指す。
こんなとこ居たら京都にすら帰れない。

やはり空気は持たず今津の途中でぺっちゃんこ。
押して歩いていたがラチがあかないから
超鈍足のスピードで乗って進んだ。

なんとか今津の町に入ったけど、
ガソリンスタンドは巡るとこ全て定休日で最悪。
8軒全て休みかよ!くそー!
ドコモショップの前を通ったらかわいいお姉さんがいたので
聞いてみることに。
「バイクがパンクしてしまったんですけど、ここらへんで、
直せるようなところありますか?」
親切にも電話帳を開いて探して頂いたけど、
バイクやさんが2軒とも休みだと言う。
今日は諦めて電車で帰り明日また今津まできて直してもらう
しか手段はないと思い、電話番号と場所を教えてもらう。

駅に向かう途中、営業中のガソリンスタンドを発見。
しかし、直せないという。
変わりに、自転車屋さんを教えてもらう。
自転車屋さんに行くとパンクした状態で乗ってるから、
もうチューブを代えないとダメだから、
バイクのチューブは取り寄せで今すぐ直せないと言われる。
バイク屋さんを教えるからそこで直してもらったらと言われ、
行ってみるが予想通り定休日。
しかもボロボロなお店だった。
戻って、チューブ代えないで直してもらおうとしたら、
あーだこーだと嫌そうにお金の話を言われたので、
もう、呆れてきて自分で直すと言ってお店を出た。

最初から人を頼ったのが間違いだった。
パンク修理ぐらいやってくれると思ってた。
だけどこっちはほんと困ってるのに誰も助けてはくれない。
自転車屋だって、めんどくさそうに助けてくれる気配はなかった。
「商売だから」と言われたときはカチンときた。
人が困ってるのをいいことに商売する職業には絶対就きたくないと思った。
オレが高校のとき、部室の前で自転車屋を開き、
1箇所100円でパンクを直していた。
純粋に困ってる人を助けるボランティアだ。

ホームセンターで空気入れとパンク修理セットを買い、
車検場に入りこんで自転車と同じ要領で直した。
ただ、不完全に直し、途中でまた空気が抜けると、
原付のスピードでは自転車と違ってバランスを崩し
命に関わるので慎重に直した。
最初から自分で自分を信じてやれば良かった。そう思った。

結局このときもう18時だったので、京都に帰るほかなかった。
途中で空気が抜けていないか慎重に確かめながら
警察御免の違反速度で飛ばして帰った。

疲労感いっぱいだった。