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ココマデキタヨ日記
ユウマ
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2002年05月18日(土)
こちら大手筋商店街

ゼミのフィールドワーク&コンパにレッツゴー!!
就職活動で押しつぶされそうになっていた身に
リフレッシュ!!
ゼミがマジ楽しみになっているなんて病気っぽい。
頭の中に新鮮な空気が欲しくてさぁー

テーマは「環境配慮型社会システムの形成諸相」として
伏見の文化、産業形成やまちづくりと
自然環境としての水との関係を感じようというもの。

夜勤明けで12時半に頑張って起き、
待ち合わせの桃山御陵前駅に1分遅れで着く。
花田先生は始めから花田一人漫才で飛ばしてた。
御香水、閼伽水など実際に伏見の名水を飲んだり、
大手筋商店街のまちづくりの成果を見学したり、
竜馬通り、黄桜の記念館などを歩いた。

伏見はかつて自転車で一度訪れたことがあったが、
思ってた以上酒蔵の多いまちであることが判明。
集団行動でゆっくりできなかったので今度写真を撮りにまた来たいなぁ。

大手町商店街は寺町や西京極通りのごとく人の波でびっくり。
商店街の中を歩き、なるほどなと思った。
かなり確信犯的なまちづくりをしている。
ソーラー付きの高さのあるアーケードで
2階も商業スペースにしつつ空間を区切り、
ヘアーサロン、英会話、ファーストフード、証券会社を誘致し
カフェ、雑貨屋などで新しいおしゃれな商店街を創り出していた。
話によると旧商店との共存共栄であるという。
しかし実際はむしろ旧商店よりそういったお店目当てに
人が訪れているようにみえた。
商店街と言うより半複合的商業街であると思う。

月桂冠大倉記念館でスペシャル講演を聞いた。
実際にまちづくりに携わる伏見夢工房の専務さん、観光部長さん、
それと月桂冠の元副社長で特別顧問さんの3人に話を伺った。

専務さんの話はかなり革新的な感じで大企業の社長からアドバイスを
頂いてるだけに企業に近い感じであった。
7−11でも同じような話を聞いていたし、
今はどこの企業でも同様なのかもしれないが、
「過去の成功経験の否定」「基本の徹底と変化の対応」
という2つのキーワード。それに結局つながる。
商店にしても、オヤジから受け継いだ店をそのまま守るのではなく、
段階的にレベルアップして行かないと人は寄り付かなくなる。
実際に商店街に人はかなり通るのだからお店に問題があるということ。
例えるならブロードバンドが充実しても
それにに見合う魅力あるコンテンツサイトがないというところか。
HPだって随時更新しないと飽きられるわけだし。
ユニクロだって飽きられて今ではマイナス成長。
大変な時代だ。

講演はなかなかおもしろくていろいろなこと考えさせられた。
その中でも最も印象深かったのが、
「酒の命は水ではなく技術」とおっしゃった特別顧問さんの言葉。
“古い器に古い酒ではなく古い器に新しい酒を注ぐ”
そうかー
古きことを廃れさせないためには新しきことが必要なのだ。
どこにも通じる言葉だと思った。
これからの人生の教訓の言葉にしよう。