スタンドから眺める木漏れ日
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友人知人からの年賀状が、今日もまだ届く。 それぞれに忙しい中、ありがたいことである。 返信とはいえ、今さら「年賀」でいいんだろうか… と思いながらも、こちらも年賀状を書く。 筆不精の私にとって、年に一度の貴重な便りだ。
小・中学校のころは、クラス全員に年賀状を出した。 女子はもちろんだが、普段はぶっきらぼうな男子も 不器用丸出しながら返信をしてくれた。 それが、20代になると途端に書かなくなった。 きっかけは、10年ほど前の喪中欠礼であった。 父方の祖父と母方の祖父母を相次いで亡くし、 一般とは異なる喪中欠礼の文案に頭を悩ませた。 その「苦心の作」で、半ば燃え尽きてしまった。 毎年、ない知恵を絞るのはもうたくさん! と思ってしまったんである。
今年は、どうしても書かなければならない理由があった。 郵便局のアルバイトを一昨年から始め、 多くの知人に年賀状を買ってもらってしまったからだ。 売ったからには、自分も出さなければなるまい。 年賀状の発売が始まるころから、気合だけは入っていた。 しかし、1通でも多くの年賀状を元旦に配達するべく、 年末年始は郵便局も大忙し。 結局、自分の年賀状は後回しとなってしまった。
年賀状を出した方もそうでない方も 遅ればせながらではありますが、 本年もよろしくお願いします、ということで。
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