日記
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2002年04月13日(土) なんなんだろう・・・

 この、微妙な感覚はなんなんだろう。。。
恋愛に限らず、ものの見方に関してもなんだけど・・・。
最近、とにかく急激に考え方が変わってきてるような気がする。
それも、昔から親に絶対に進んではいけないと言われてきた道に、進み始めているような気がする・・・。
 
 なんとなく、幼かった頃の自分が思い出されてくる・・・。
親から殴られる前の、本当の私はどうだったか・・・。
あんなに小さく丸まっているような、気の弱い私が本当だったのか・・・。
愛は欲しかった。甘えたかった、優しくされたかった・・・。
小さくなっていたのは、愛が欲しかったからだ・・・。
仕方の無いことだよ。幼くてなんの力も無い私は、小さくなるより他なかった・・・。
が、小さくはなっていたものの、いつまでも優しくされなかったのはなぜ?
・・・そう・・・。「自分」を、捨てなかったからだ。
私は親の愛情欲しさに、自分の中の自我を殺すことは無かった。
常に私は私であって、誰のものでもない・・・という姿勢だけは、なぜかあんなに幼い頃から持っていた。
 だからこそ、親にあそこまで殴られ蹴られても、学校であそこまでいじめられても、グレる・・・という方向へ行かなかったのだと思う。
 
 どんなに考え方の違う親でも、一番近くに居る存在には違いない。
どんなに冷たくされても、何かがあって最初に話しをするのは、やはり親である。
どんなに怒られても、どんなに冷たくされても、一番愛していたのは親である。
だから、親にだけは常に迷惑をかけたくなかった。。。
直接意見をぶつける行為は毎日のようにしていたが、外側で何かを起こし、親の迷惑になってしまうような行為だけはしたくなかった。。。
 
 それにわかっていた。。。なぜに親があそこまで私にぶつかってくるか・・・。
悔しいのだ。腹立たしいのだ。私を見ていると・・・。
劣等感の塊のような親だったから、私のように上だけを見て突っ走っていくような人間を見ているのが、耐えられなかったのだろう。
本当に、両親ともに劣等感の強い、非常に精神的に弱い「いい人」だった。
本当の意味で、「いい人」だったのだ。「人にだまされることがあっても、だましてはいけないよ」と、常におしえられた。
「人から何かをされても、仕返しはしてはいけない。」とかね。。。
その考え方はとてもとても立派なことなのだ。そう、その言葉の中には常に、「現状に満足をしなさい。現状に感謝しなさい」という意味が入っていたのだと思う。

 あれだけ殴られても蹴られても、なぜそういう行為に走るかわかっていたので、親に対しての憎しみのような感情は、今までいっさい自分の中に起こったことはない。親の考えは正しい。本当にまっすぐできれいな考えかたかもしれない。
だから、なるべくならその考えで私も進んでいきたかった・・・。
 けれど、最近気づいてきた。やはり同じように考えることは無理なんだよ。
これからも、親に迷惑をかけることだけはしていきたくないと思ってる。
が、考え方が違う方向へ向くのは仕方ないよね。
私は現状に常に満足できない人だ。上を向いて走っていきたいと思う。
両親はわかっていたんだろうね。私のこういう性格を。。。
で、こういう性格の人間は、私の両親のように心優しい人を一緒にいる人に選んだときに、その相手に多大な負担をかけることをわかっていたんだろうね。
だから、変えたかったんだよね、この性格を。。。
自分たちが、なりたくてもなれなかったこの性格を。。。
私もわかってる。この性格が一緒にいる人に、負担をかけてしまうことも。
だから、上を向いて走っている間は、誰かと一緒にいたいなんて思わないよ。
 ま、同じような人が現れてくれたら、一緒に走れるのかもしれないけどね。。

 もともと私はこういう人だったのだ。しかしいろんなものに抑えられ、本当の自分を忘れていた。。。最近こうして、文章を書くようになり、また、いろいろな人と出会って、さらに親と離れて暮らしていることで、やっと私は本当の自分に気づいてきたのだと思う。。それが、いいことか悪いことかはわからない。
少なくとも、親は悲しむだろうね。。。
 けど、そろそろ自分の生きかたをはじめるもいいんじゃないかな(’’
だから、こういう自分を自分できちんと認めて、自分のやりたい勉強を進めていくのが、一番いいと現時点での私は思っている。

・・・・・・・って、これって、日記なのだろうか(−−;;
 
 ここまで、読んでくれた人へ。
     お疲れ様でした(−−   ありがとう(^▽^v
 



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