日記
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2002年06月21日(金) なかなか・・・

 自分の姿ってのが一番わからんです・・・はい(。。

そりゃ、そうだよね。。

仮に自分の体を見ようとしても、そんなの不可能じゃん。
部分部分は見えるよさ。 手とか足とかね(’’
けれど、全体を、顔を見ようとしたら・・・どうしたらいい?(’’

・・・・・そうだよね。 鏡を使わなきゃ見えないよね。


他人はどう?(’’ 服の中までは見えないけれど、とりあえず服の上からの
全身は見えるんだよね。

ん?(’’ 何が言いたいの?・・・って?(’’


 ねぇねぇ、もしさぁ(’’
その鏡がとっても汚れていたり変形していたり、はたまた錆があったりしたら、
自分の姿ってどう映ると思う?(’’

そうそう。わかるよね。
本来の姿とは違う自分がそこには映し出されるんだよ。
そして、その姿を私たちは自分だと思い込む。

よく鏡を見てさ、自分の顔をいつもいつも観察して、「自分はかわいいんだ・・・」
と思い込むことによって、(または勘違い?することによって)本当にかわいく
なっていく人のお話、聞いたことないかな?

・・・・それって、どういうこと?(’’

もともとそれほどかわいくなかったのに、どうして鏡を見ているだけでかわいく
なっちゃうの?

 それはさ、鏡を見てかわいいと思えば、人間ってのは欲があるから「もっとかわいくありたい」
と、更なるかわいさを求めて努力をするんだよね。

 だけどもし、逆だったら?(’’
「私ってかわいくないんだ・・・」と思いながら鏡を見る人は、鏡を見るたびに
その「かわいくない顔」を見ることになるよね。
そして、自分のその「かわいくない顔」を見ることによって、うんざりしたり
哀しくなったりするんだよ。。疲れちゃうんだよね。
疲れちゃったら、かわいくなろう・・・なんて前向きな状態になれるかな?
「だって、もともとこんなだしぃ〜・・」って、感じになっちゃうよね。

 鏡に全身を映したときに、その鏡に欠陥があったら、自分の姿は正確に映し出されない。
でも、見ている自分はそれに気づかないんだよ。
だって、自分の体を直に見れる人なんて、いるわけないんだから。 そうだよね?

どういうこと?  どういうこと?

 結局、人は自分を直接見ることはできないんだよ。
それは外見であれ内面であれね。。 

 だから、人は自分の内面を見るときに
「他人」という鏡に映して自分を見てるんだよ。
そして、「他人」という鏡に映った自分を自分自身だと信じて、生きてるんだよ。
でもさぁ(’’
その鏡がもし、汚れていたらどうするよ?
変形していたらどう? 実は透明じゃなくて色がついていたりしたら?

・・・・・・けれど、私たちはその汚れや変形によって本来の姿とは違う映り方を
している自分を、「自分」だと思い込む。。。
 
 きれいな鏡を持っている人が誰か。 変形しているのはどれか・・・。
なんてわからない。 じゃぁ、多数決?(’’
それも違うよね。たまたまみんながこちらに使っている鏡が変形しているもの
ばかり・・・という可能性だってある。

 じゃぁ、どれがきれいな鏡なのぉ(><)


・・・・・・・・・って、結局どれでもいいんだよ(^^

 どんな鏡に映し出された自分が好きなの?
というのが大事なんだよね(^^
だって、あとはさ、「かわいい顔」のように、「私ってこんななんだぁ・・・
うれしいな。 もっとこういう風になっていきたいな」となればいいんでしょ?(^^

 それが仮にもし、変形をしていたとしても、それを信じて頑張ってみたら、
きっとそういう風に変わっていくんじゃないのかなぁ・・・。


自分の姿って、ある意味見えなくてよかったなぁ・・・と思うべきものかもしれないねぇ(^^
だって、しっかり見えないからこそ、理想の姿を思い描くことだってできるし、
変わっていくこともできるんじゃないかなぁ。。。
全部きっちり見えていたら、「ま、こんなもんでしょ」・・・と最初からあきらめちゃうでしょ。

 自分のことって、一番わからないこそ、イライラするけど楽しいんだよねぇ。。




 


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