声の音

2002年04月17日(水) 体の中を流れる声

私の良き相談相手であり、キズを舐めあう相手であり、
尊敬する相手であり、心配かける相手から
メールが届いた。

馬鹿野郎。

生きていることを実感する方法は
きっと人それぞれにある。
好きな人といるとき
家族と時間を共有するとき。
一晩中遊んだ朝の光のまぶしさとか(笑)
締めきり明けのベットとか。

そして、自分を罰する方法も
きっと色々ある。

でも、やっぱり痛い思いはして欲しくないし
傷は付けて欲しくない。
きっと相手はわかっているんだけど。

やめられない止まらない、って言うのは
私も嫌と言うほどわかるけど(かっぱえ○せんではなく)
次会ったとき、私はどういう顔をするだろう。
どうやって傷を見るだろう。

生きていることを実感する方法は人それぞれ。
体の中を流れる音に耳を傾けるのも一つの方法。
でもその音は体外に出しても大きくは聞こえないの。
貴女が耳を澄まさなければ。

傷は浅いって。
安心したけどやっぱり言おう。

馬鹿野郎。


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水井ちな [MAIL]