時の流れは、残酷だ。 心に残った傷も 傷が付いたと言うことも ふと気がつけば、剥がれそうなかさぶたになっている。
変わらないと思った心も 忘れられるはず無いと思った想いも 気がつけば、懐かしさを感じるものになっている。
それは幸せだと言うこと。 過去だけを見なくてもよかったんだということ。
痛みを抱えて、前を向くことは辛いけど。 脳天気なほど明るく、日常を過ごすことは もう純粋だったころには戻れないようで哀しいけど。 それ以上に、大切な人を大事にできるよう 過ごしているんだと思えるから 時の流れに身を任せている。
今日、友達からメールが来た。 彼女のことだった。 大好きで大切な友達のことだった。 送ってきたメールを見て あぁ、こんなこともあったな、と思った。 それだけ。
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