宝塚で「鳳凰伝」というお芝居を観てきた。 原作?はオペラなどでよく上演されている 「トゥーランドット」(これで良かったか?)を 宝塚風にアレンジ…端的に言えば 時間と縮めた版(笑) それからショー「ショー・ストッパー」。
トゥーランドット、と言うお話を あまりはっきり知らなくて 「笑わないお姫様の出す三つの謎を解く青年のお話」 くらいの予備知識?で見たんですが。 三つどころか、私の頭には 数々の謎が。 まず、主人公である王子、ケラフの良さがわからない。 尊大だし、勝手だし。 「国に大切な物は臣民の信頼だ」とか言ってたのに 人の好意をあっさり切り捨てるのは? 「お前の命は私の愛ほどの価値はない」って?? こんな男のどこがいいんだ。トゥーランドットを筆頭の 3人の娘さん(+どこまでも尽くす友人達よ)
そして、トゥーランドット。 北京の民はなんであんなに勝手にされて 姫と王子を祝福できるんだろう。 「男の名が明朝までにわからなければ 翌朝には皆殺しだ」って言う姫様を 何故そんなに祝福できるの?? 北京の人たちって、素直…。
逆切れするお姫様とか ビジュアル系も真っ青な化粧の首切り役人なんかも出たり。 昔から名作と呼ばれるモノにシンパシーを感じがたい私ですが この話が何故長い時を越えて残ったのかが いまいちわかりませんでした。 名作音痴です。
ショーの方は…まぁ、楽しかったですよ。 ショーストッパーはちっとも出てきませんでしたがね。
帰りはいつも通り、友達とお茶三昧?でした。 しかし私、怒りやすくなってます。 注意報。
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