声の音

2004年01月04日(日) 余命幾許も無い

弟が来ました。元旦にも来たので二日ぶりです。

弟は先日一応退院しました。
一応、と言うのはまだ、完全に検査が終ってないからで
肝炎のほかに、体が弱ってないと出てこないウイルスが出たり
その検査の結果、ちょっと厄介な病気の可能性が
出てきたりで、入院が長引いていました。

とりあえず、白血球が異常に少ない、と言うところから始まって
常人平均の6分の1くらいまで落ちていたそうです。
退院した今は半分くらいまで戻ったらしいですが
6分の1くらいのときは、病院から出ることが
まず厳禁だったとか。
今日来た弟は「白血球じゃなくて、血小板らしい」
と言っていましたが、詳しいことがわかるはずもありません。
判るのは、血が止まらなくなるので要注意、と言うこと。

で、今一番疑いが強いのは
原発性胆汁性肝硬変、と言う病気らしいです。
原発性、と言うのは原因がわからない、と言うことらしいと
弟が言っていました。
9割が女性の病気、男性は4〜50代が多いとかで
発症すると、かなりの確率で5〜7年が余命とか。

医学に詳しくないので、断片的な知識しかないのですが
あんまり良くはなさそうです。

うちの弟は生まれてすぐの黄疸が酷くて
全身の血液交換一歩手前まで行くほどだったので
生まれてすぐに紫外線を当てる機械に入ったせいで
母乳を全く飲んでおらず、
そのために、飲んでいれば持っているはずの抗体を
持っていないらしいです。

ちなみに、難病者手帳1級保持の従兄弟も
母乳を飲んでいないとかで、
飲んでた私はすこぶる健康体で
あぁ、母乳って大事なんだなぁ、と思ったりもしました。

とりあえずは、弟が発症していないことを祈りつつ。

余命半年、といわれても困るけど
余命6年、といわれても困ってしまいますね。

リアルを感じるには長く、
将来を考えるには短過ぎるような時間です。


しかし今日の日記、「らしい」とか「そうです」が多くて
馬鹿っぽさ丸出しの日記ですね。反省。


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水井ちな [MAIL]