今日もダメダメ!なぜかキルステン・ダンスト主演の壮大な学園青春シンデレラストーリで、ラストが日本の中学校のシーンと言う訳の判らん夢を見て、昼の3時に起床?<セネガルvsスウェーデン>を見つつ6時から横浜で知人の関係する舞台を見に行くつもりが、時間を見誤って開演後30分経ってから到着。余裕もって横浜に着いた割に、反対側におりるわなんやかやと迷ってしまった。終演後、大急ぎで地元に帰って友人宅でスペイン戦観戦。
以前、関係者のお勧めでとか言うので見に行った舞台は最悪だった事も有るのであまり期待してはいなかったのだが(むしろ戦々兢々)・・・、役者もしっかりと背筋も伸びて声も通るし、何より役者っぽい。ただ、女性の演技が一本調子に見えたのは役柄のせいかな?舞台設定や暗転の多い構成、出演者の一人にナレーションをさせる話の運び方等、偉くこなれた作り(意外と洗練されたとも言う)は、自己満に陥りがちな小演劇にあって、なんとか食い止めようとしている工夫が見えた。内容も、ちょっとした青春人生劇の様な、作・演出者の中から出てくる身近な要素が多く、ともすればクドく成りがちな題材をドライに描くのは上手くいってると思う(ここで暗転多用が役立っている)。ただ、個人的な好みかもしれないが、余りにも上手な舞台なのであまり印象に残らないかもしれない。これは、題材が身近で役者の年齢的にもはまっているが故に、それだけで話が説得力を持ってしまい、もう一つ何かアクセント(役者的・ストーリー的)が欲しいと思わせてしまうからかな。 たまたま、この作品を上演したタイミングも有るんだろうが、もっと別の芝居が見れると彼等の幅がもっと見れるかもしれない。客に舞台を見せると言う点ではスタイルがきちんと確立されていて問題ないのだが、何処に向けて何を表現するかをもっと客観的に引張て来れれば、ちょっと見続けてもイイかなと思う物を感じさせた。
<セネガルvsスウェーデン>:恐るべしセネガルの個人技!たとえ、日本がトルコに勝てたとしても先ず彼等には勝てない。組織的な守りを突破するパワーをまざまざと見せつけられた。1対1に劣るからこそ日本の守りは組織に重点を置く訳で、欧州の強豪が負けてるチームに勝つ訳がない。唯一、セネガルは守りに弱点があっても、そこを突くFWが日本に居ないし!いや、まさに台風の目だよこのチームは。
<スペインvsアイルランド>:オフサイド19:1が物語るスペインの攻撃力!フリーキック29が物語るアイルランドの突破力!この試合の展開を決定付けたのは選手起用!スペインは明らかに失敗!PK戦を決めたとは言えメンディエタの出来はちょっと‘?’な感じ。第一同点弾のきっかけを作ったの彼。それ以上に、スペインが1:0で後半の初めからに守りに入っちゃいかんであしょ!同点後は攻め手に欠くは、脚が止まるはで、見るも無惨。延長戦なんかサンドバック状態!かなり欠点を露呈しつつベスト8進出おめでとう!日本人好みの‘燻し銀’アイルランドチームもご苦労様。
P.S.このサッカー熱の吹き荒れる中、夏を前に様々な方が亡くなっています。ナンシー関、村田英雄、そして本日はやはり燻し銀の名傍役‘室田日出男’さんがお亡くなりに。故・拓ボンとピラニア軍団を結成する等個性豊かな悪役や渋い熟練刑事や極道の親分、最近ではちょっとおどけた強面オヤジなど味の有る演技。ちょっと八名信夫とかぶる感じも有りましたが、最近痩せてきたのでもしやと思ったらやっぱり肺ガンだそうです。タバコ吸いそうだもんなぁ。
|