やっと『死ぬまでにしたい10の事』を見てきた。新宿東映会館で見たんだけど、人を誘って観に行ったら、せっかくヤフオクで買った株券が今週から『木更津キャッツアイ』との劇場かけ替えにより使えなくなってしまい、当日券で見ると言う痛い出費が。で、ふと劇場のポスターを見たら新宿東映会館は2004年1月9日で閉館するんだって!常々その味のある建物に感動していたんだけどまさか閉館するとは・・・。今月中に「木更津〜」でも観に行って写真撮ってこよう。
『死ぬまでにしたい10の事』・imdb:自分がドラマ映画を作るならこんな手法でいくだろう、と、思う手法をことごとく使っていて、この監督のフィーリングは凄く親近感が湧いた。ただ、やりたい事が天こ盛りで完全に消化し切れていない部分もあるような・・・。大体、“10の事”って時点でエイピソードが5以上はあってかなり長い映画になりそうな予感がしたんだけど、やっぱり前半はダレた。
それでも、役者は凄く豪華だし、キャラも素晴らしい、嫌な奴は全然出てこない。前半のもたつきの中でもちょっとしたウィットは効いているし、それがまたこの話が全体的に寓話であると言う表明になってもいる。そして全編に渡って、パンフを読む前に“女性監督だな”と分かる雰囲気。
-------------------------------------------------------------------
久々にTVを見ながら・・・ 『グリーン・ディスティニー』の後半、盗賊とチャン・ツイィーの話ってどことなく『桜の森の満開のした』に似ているよね。更に後半の男装したチャン・ツイィーと悪漢どもの茶屋での乱闘は『酔拳2』のラウ・カーリョンのシーンを思い出すよ。
BSで「勘九郎劇場」なんて見始めた、もともと勘九郎の話って面白いから好きなんだけど、ゲストが市村正親。劇団四季のイメージ強くて、コテコテ商業演劇な先入観が強かったんだけど、最近、凄い役者なんじゃないか?って思い始めてた。でも、直に彼の舞台を観に行こうとはまだ思えなくて・・・。でも話を聞いていたら凄く奥の深い経歴(松尾貴史みたい)の人で話も面白い。また勘九郎の話の引き出し方や切り込み方が凄く意を得ていて、芸を追及している人はどこか通じる人があるんだなぁと感心。
昨日もBSで「藤山直美と素敵な仲間たち」と言う番組を見ていたんだけど、ゲストが堺正章、岸辺一徳、志村けん。ここでも、藤山直美は聞き手としての話の引き出し方は、勘九郎のそれと同じで巧みで大胆。くしくも藤山直美と勘九郎は親友だったと思う(直美の主演映画『顔』の中でも共演している)。因みに、堺は日頃TVで見るご隠居的な貫禄ではなく、コメディアンの父・堺俊二、喜劇人・藤山寛美を父に持つ直美という組み合わせで話が始まっていた。一徳も「ゲロッパ」で共演している。多分志村は「BIG3ゴルフ大会」辺りから懐が広くなっていると思うんだけど、不思議なくらい自然体で気の利く人。
以前、日本テレビの深夜にやっていた『いろもん』と言う番組も、ベテラン芸人さんの話はとても面白く、話に出てくる芸人さん達の舞台や楽屋を見たくなるものだった。
芸の東西、種類を問わずその筋で長く生きている芸人さんの人生は下手な脚本よりもよっぽど面白い。もちろん、普通の役者さんや、ミュージシャンも面白いのだが、この辺は聞き手がどんな人物か?ゲストが心を開いて話せるか?と言った所が重要で、その点では桃井かおりのこの番組「夢・音楽館」も面白い(第31回2004年1月15日の大貫妙子も面白そう)。その点、「徹子の部屋」がつまらなくなっているのは黒柳徹子がいつの頃からか無意識に見下すような態度が見えてしまうのが原因だと思う。(本人はとても謙虚にやっているつもりだろうが)
|