気分刊日記

2005年01月18日(火) やっぱ“ペ”ですから

 なんだかとち狂ってヤフオクで松竹の株主招待券を購入したんですが、友人から定期的に購入している東急レクリエーション株主優待券と作品が被っていて、上手い事使い切れない状態になっています。配給のラインとしては、同じ東急松竹系配給って言うのが解ってはいたのですが、昨年あたりは松竹本体の製作配給作品に、魅力的なものがあったので、購入してもいいかなって気になったのですが、今後のラインナップとか見ていると4月位まで食指が動きそうもないんですよね、特に洋画・・・。

仕事でもやめたら時間だけは有りそうなんで、こんなのでも観に行っちゃいましょうかぁ?あと、また劇場前売り鑑賞券の購入特典で面白いのがありました。ディズニーの実写レーベル・ブエナビスタ配給、「ボイス」に続く韓国ホラー「コックリさん」特典です。なんか見飽きた体裁の予告編で恐怖を煽っときながら、この特典が紹介されると劇場ではささやかな失笑が起ります。個人的には微妙に卑猥(浣腸っぽいとか)だなぁと・・・。
で、しょうがないのであんまり気が進まなかったのですが、株券消化のために「僕の彼女を紹介します」を観てきました。「猟奇的な彼女」の2番煎じだってのもわかっていたし、ほぼ一枚看板で宣伝しているチョン・ジヒョンは昨年公開された「四人の食卓」がイケテなかったし、「猟奇〜」の時はまだ新鮮だったソフトな韓国女性像ですが、とりあえず今はペ・ドゥナにぞっこんなんで観に行く気がなかったんですよ。

でも、ワーナーが『昨年の12月11日(土)に全国公開され、韓国映画史上最高のオープニング記録を樹立した『僕カノ』。公開5週目に入り、動員137万人、興収18億円を突破し、今までの記録を持つ『シュリ』を抜いて、日本公開韓国映画史上NO.1記録を樹立しました。』なんて言うもんだから、そんじゃぁ券も有る事だし行って見るかと・・・。

ま、映画の感想は後程として、ようやく私も慣れてきた韓国映画ですが、観に行こうと思うのは、韓流とはまた違った特定の監督や海外評価の高い作品が主で、後は好みの“女優”が出演していたら観に行こうかと思うぐらい。(←ヨン様とかいってるオバハンとあまり変わらん(苦笑))

何だかんだ言っても野郎が惹かれるのはやっぱギャルでしょ!その中でも、ビジュアルも演技もキュートなペ・ドゥナが目下一押し!出演する「春のクマは好きですか?」画像は、昨年【シネマコリア2004】で上映された作品。これ観たいっす!あと、韓国映画のバイブル的HPソチョンのホームページに有った『女子高生、花嫁になる』の娘もかわいくねぇ?神戸みゆき奈良沙緒里(彼女は2002年に引退しています、写真的にはこれが似てるかな)を足したような娘(ハングル読めんです)が可愛いので、この作品もどこか買い付けるように!!

さて、もはや一つのジャンルとして定着したと言っても過言ではない韓流。特定の俳優にスポットを当てて、BSやCTV、U局を中心に怒涛のように放送されたTVドラマ群は韓国でもどうやら枯渇してきている様子。これらのドラマに出ていた俳優さん達も、ランクUPしたようで、今後は映画を中心に活動するとか言い出す人が多く今後は劇場作品中心の韓流になりそうなんだけど、なるのか?

俺的には、どうしようもない韓国作品がこれまで以上に流入して、劇場シフトを荒らすんじゃないかと心配だ。香港映画などは、買い付けにもある程度目利きが揃ってきたので、いくらレイトショーレベルの扱いとは言え、それなりの作品しか劇場にかからなくなった昨今。でもそんな香港映画の枠まで奪っていきそうで・・・。特に今年は、韓国映画でもコメディーが大量に上陸しそうで、同じバカ映画なら「スタスキー&ハッチ」とか、アメリカ産の方が良いんですが・・・。

急激な隆盛でヒートアップする韓国映画界、まさか日本市場を当てこんで作られている作品など無いだろうが、ハリウッド系や自国映画の配給はどのように住み分けているんだろう。日本や香港のように外国映画による自国映画産業の衰退は無いのだろうか?年間製作本数に見合った市場はあるんだろうか?日本てかなりみーはーな国だから一旦飽きたときの冷め方は急速なので、あんまり博打は打たないようにね。


『僕の彼女を紹介します』ごめんなさ、かなり最悪でした。正確には映画としてダメ!先ず「猟奇〜」のイメージありきで製作されているのが露骨。好評だった猟奇のキャラに、これでもかってくらい恋愛と泣かせのあざとい要素を、映画の流れを考えないでぶち込んで、適当に伏線張っただけって感じ。そんなもんだから、「猟奇〜」のキャラであるところのチョン・ジヒョン人気におんぶに抱っこ、っと言うより殆ど彼女のプロモーション。

しかし、これがまた裏目で、チョン・ジヒョンに関しても明らかに前作から輝きが落ちている。なんと言っても顎のラインがなくなっていて、ともすると二重顎!はだの調子もいまひとつ、更に全くと言っていいほど露出がない!!また、やたら彼女のアップが多いし、まさに彼女中心と言わんばかりに、チョン・ジヒョンを軸にした360度パンが何度も挿入されるのはウンザリした。

いや別に、なんでもかんでも脱げと言っている訳ではないんですが、前作と比べてもそれぐらいの覚悟と意気込みがなきゃ如何だろ。それに、この中途半端なエピソードの羅列にはそれぐらいの刺激がなきゃもたんよ。それに、ラストの楽屋落ちは前作(?)「猟奇〜」ファンへのサービスって言うより、「これで集客5%UP」みたいなあざとさがプンプン臭ってくる!

ソニーに続いてアジアラインに力を入れ始めたワーナーですが、前回の「ターンレフト・ターンライト」は、既に荒波を乗り越えた香港映画界が作った作品なので、スターシステムのフォーマットで作るラブストーリに関してはかなり洗練されているし、監督が香港で今最もノッているジョニー・トウであるなど作品としては、安心して見れた。しかし、今回の「僕の〜」がこの程度の作品で「シュリ」を超えるほどのヒットになるなんて信じられない。余程世間にはチョン・ジヒョンのおっさんがいるか、チャン・ヒョク(韓国の大森南朋っぽい)ってのもかなり人気なのか?

これで大泣きできる人達って、本当に心の清らかな人なんだろうなぁ、私は心が捻じ曲がっているので全く退屈で仕方が無かった。

このレベルで満足してたら、韓国映画のバブルは予想以上に長く続くか、冷めた時の引き具合がかなり深刻になるよ。


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