2007年05月22日(火) |
だからTVは馬鹿なんだ! |
今日帰ってHDDを確認したら、いきなり『セクシーボイス・アンド・ロボ』が2話の再放送に成っていました。これは、先週の予告を観る限りその題材が“立て籠り事件”とリンクしていた事から馬鹿な4ch・日テレが、最近立て続けにリアルで起こった“拳銃立て籠り事件”に対して『現実の事件を想起させる』とかなんとかってことで、勝手に不謹慎だと思い自粛を行ったのだ。
そんな事をするくらいなら、事件現場の警察官の配置を空撮やらなにやらで詳細にTV画面を使って犯人に教える様な事をするんじゃぁ無い!もっと頭使って先の事考えてTV造れ!!それに、再放送するなら第1話だろ普通!あ、第1話は通常より少し長かったから、編成上無理だったってか?!そこは自分都合かよ!視聴者の事は考えない中途半端なことしているからいつまでたっても三流なんだよ。
だいたい、今回放送されるはずだった話のゲストはモロ師岡。いま開催中の第60回カンヌ映画祭で、60周年企画として制作された、世界25か国、33組(35人)の監督が、“映画と人”をテーマに撮った3分間の短編を一纏めにした短編集『トゥー・イーチ・ヒズ・オウン・シネマ(原題)』の中の、世界の北野監督作に、武と共に出演している世界的な俳優だぞ!TVならこの美味しい状況をそんな中途半端な倫理で逃すなよ!TBSを見ればわかる様に、今更変な気を使ったてしょうがないだろ。日本のマスコミ、特にTVメディアが下品で下らなくて低俗な事はもうみんな知っているんだから。そんな君たちに視聴者が望むのは中途半端な正義感ではないのだよ。
全く、最近のTVや映画は自分たちの貧相な想像力の限界の範囲でしか視聴者や観客を想定できないのか。マーケティングでこれだけの人数に見せると言う数字&データは出せるけど、どんな人々が観るかを想像する能力が欠如している。想像力の欠如している人たちが創造する様な物を観せられる訳だから面白いはずが無く。逆に観る者の想像力を限定拘束してしまっている節さえある。
こうなると、自ずとスポーツやドキュメントに人気が流れる訳だ。しかし、スポーツも最近は露骨にシナリオがある。これはやはり想像力の無いTV局の人たちが、金になる臭いを追って来た結果、政治や経済力でスポーツをコントロールしているからなのだ。同様の事がドキュメントにも起こり、それは“やらせ”と言う仕組みを導入してシステム化している点でも明らかだろう。
まあ、TVが悪いとばかりは言わない。大衆がそれを求めている面も多分にあるからだ。国政にしてもそう、まさに衆愚政治が進行している。ヤン・ウェンリーが嘆いていた自由惑星同盟の末期みたいな状況が人類に訪れようとしているのか・・・?ってやたら風呂敷広げてしまった。
|