超雑務係まんの日記
DiaryINDEX|past|will
「本を読みなさい」
最近の子供は言われないのかな? まぁ、大人も本を読まないからなぁ、今は。
恐らくは、だけど。 「本」とは、 童話だったり、歴史物だったり、哲学だったり、文学だったりと、 いわゆる教養もの(?)を指していたのだろう。
私は子供の頃から読むスピードが人よりもちょっと早くて、 買い与えられてもすぐに読み終え、次の本を求めてしまう。 「もう本は図書館で借りて来なさい」と母に激怒されてしまった。
それから。 私は早く読む事は悪い習慣なんだと子供心ながらに反省。 何度も何度も同じページを繰り返し読んだ後に、 次のページをめくる新たな習慣を身に付ける訓練に励む。 (おかげで、あの頃読んだ本文が今でもスラスラと言える・笑)
当時は別に勉強したいとかではなく、 知らなかったキラキラした世界観を吸収したくて仕方がなかった。 そう、絶望と希望の狭間。 貴重な戦慄が哲学と文学には存在していた。
心の奥で灯されてる火が消えてしまうなんてありえない。 私は昔から何にも変わっていない。 ずっと同じだからオカシイって。
考えた事は行動に移し、 行動したら習慣が発見され、 習慣が変化すると新たな環境が生まれ、 その環境に適応しようとして、道を進んで来たような気がする。
たくさんの事を学び、いくつかの知らない街での暮らしを経験し、 社会不適合者の烙印を押され、職業を転々としながら、 今はアナタのココロへ声を届けようとしている。
気分で考えを変えるのも良いと思う。 人の顔色うかがって、毎回言ってる事が違っても悪くない。 当り障りのない話題満載の友達たくさんな錯覚もアリでしょう。
ただし。 中身がないから、深くて澱んだ苦しくて痛くて死にたいほどの 人間のピリピリした味について汗を一緒にかけないのだ。
言葉がうわっつら。 態度がアイマイ。 視線がキョロキョロ。
だから、ちょっと怒鳴ってやるとビビってしまう。
逃げるなら最初から関わるな。 自信がないならオトナシクシテロ。
「自立」をしてないなら、なおさらだ。 苦言。
自立のない異常な以上は滑稽です。
でも、考えてみれば私もそうだった。
|