はなちゃん日記
DiaryINDEX|past|will
5月13日に母が亡くなり、翌日通夜、次の日が告別式と続いた 母の姉妹の妹にあたるおば様が、 お通夜の前にいきなり母の時計を形見にクレといきまき 通夜と、告別式の間中べらべらと際限ないおしゃべり… 本当にあのおば様には振り回されっぱなしだった それでも親戚は親戚、付き合っていかないとなんだろうなぁ
そして、一生かかってのお勉強 父と母の建てた家を、長男の名義にしておいたために 長男が先に他界したあとは、その奥さんの名義になった 私は親をみませんといった義姉だけれども そういうものだけはしっかりとほしかったようで お母さんが生きている間はすんでいてもらっていいからと ものすごい爆弾宣言をされ、母はくやしくて涙 なるだけ長生きしてこの家に住むが口癖だった その家も、入院3ヶ月が過ぎた頃には 無用心だとか、火事になったら大変と、片づけを要求され 母が生きているうちは片付けない!と兄が火のように怒った 普段はおとなしくて何も言わないあの兄が…
そして、49日も過ぎない今、私はせっせと片付けにおわれている 早くほしいとせっつかれ、こっちも早く彼女と縁を切りたくて… ゴミとほしいものに振り分けても物はいくらでもでてくる だけど、あの家が人手に渡り、母の面影がすっかり消えてしまうのが悲しい こんなに人を悲しませ、苦しませて平気なあの人は なんであんなにラッキーばかりなんだろう… 悲しみに浸っている時間がないだけかえって私は幸せなのかもしれない さて今日もまた片付けバージョン
とにかく早くあの家を明け渡し、次は自分の家 持ってきた荷物で足の踏み場もない
一人暮らし用にと町から貸し与えられていた電話を返却に行く しかし、あれはその人に与えた物で返却の必要はないという… だけど、こっちで勝手に捨てるにもしのびず、やはり受け取ってもらった 健康保険証、介護の保険証などなど、すべて返却 ますます母が遠くに行ってしまう〜〜〜
実家の洗面鏡を取り外し、我が家に取り付けてもらった いつもお世話になっている設備屋さんなのだが なんと、母にお悔やみを… 入らないからしまってくださいとお願いしても 先方も受け取ってと… ずっとこらえて涙などでなくなっていたはずがまた泣いてしまった 業者さんにもらったお悔やみは初めてだった…
はなゆ
|