どれだけ朝が来なければいいと、明日なんてなくなればいいと願ったって、生きている限り絶対に来てしまう。私は時に恐怖すら感じる。永遠はきっと美しくない。一生ふとんの中に入っていたいけれど、私はそうなってはいけない。今日も一生懸命お化粧して外へ出る。心の中を覗かれないように何度も何度も塗りたくる。春は別れの季節であり、出会いの季節。私はいつになったらこんな自分を別れを告げられるのだろうか。