★例えば、運命って何ですか? .............
2008年10月25日(土)★
「あの日」は、今年も変わらず「あの日」のままだった。
切ない、か。 嬉しい、か。 苦しい、か。
日曜日、会えなかったら終わりにしようと。 前の日記書いたばかりだね。
日本で2番目に1日の乗降率の高いその街で。 一人ぷらぷらお買い物しようって。 電車降りてひとまず一服。
顔を上げたら懐かしい見慣れた後姿。 そんなはずないって。 人違いだって。 妄想のしすぎだって。
すごいスピードで心臓が動いてた。
一歩踏み出すたびに膝が笑う。 そして一歩。 また一歩。
わたしもきみもいないはずのその場所で。 「あの日」はちゃんとやってきた。 わたしもきみもそこにいたんだ。
運命、って何ですか? 運命だったらまた会えるって、よく言うけれど。 たくさんのひとのなか。 その喫煙所で。 その時間に。 大切に想うそのひとと。 偶然に会ってしまうのは。
明日だったらダメだった。 明日だったら諦める結論に辿り着いてた。 今日は行く予定なかった。 「その場所」とは真逆のところで。
卒業したこの年も。 「あの日」はちゃんときたんだよ。
何億人て人間の。 何万人が集まるその場所で。 何千人の喫煙者。 この時間。 きみに会えるなんて。
何かの間違い。 もしくは夢なんじゃないか、と。
神様なんて存在しないとして。 「偶然」を作ってる誰かは。 一体何がしたいのよ、と思う。
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