★どんなに強く想い続けても。 .............
2008年12月20日(土)★
わたしが一番辛いとき。 きみは笑ってくれないのですね。 今までは側で笑顔をくれたひと。 今は勇気をくれないのですね。
「考えすぎだって」て言われると。 そんな気がしてきて。 「元気ないじゃーん」て背中叩かれると。 生きてく勇気が世界中からわたしのところに集まってくる気がしてた。
みんなに「そんなの嘘だって」て言われても。 近くを歩いていて手が触れ合うことがあっても、それ以上はなかったの。 どんなに近くにいても、恋人の距離には届かなかった。
聞き飽きた言葉。
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見つけた瞬間、動きが止まる。 近くに行きたい、言葉をかけたい。 その一心でやっと声になった言葉は「あ、すみません」。 あの子は何も言わずに通り過ぎていっただけ。
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せっかくここまで来たのだから。 せっかく顔を見れたのだから。 少しでも笑わせてあげたいのに。 心と態度は正反対で。 どーでもいい子に話しかけてしまう。 そしてやっとの思いで出たセリフは、何のひねりもない挨拶。 たった8秒で終わる会話。 切な過ぎだろー。
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あの子がやってきた。 少しでも声を聞きたくて、側に近付いてみた。 あの子が一人になったとき、チャンスと思ってもう少し側に寄ったら。 同じこと考えてた人間がたくさんいて。 やっぱり「その他大勢」でしかいられない自分が切な過ぎる。
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車の窓越しに、あの子が見えて。 ぺこりって頭を下げてみたけれど。 まるで気付いていないように通り過ぎていった。 あの子にとっては赤の他人なのだろうか。
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車に寄りかかって携帯電話で喋っていたとき。 あの子が目の前を通り過ぎた。 少し会釈でもしてくれれば最高に嬉しくなるのに。 まるで何も見えていないように歩いていってしまって。 やっぱり「その他大勢」の一人なんだろうなぁ。
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「かわいいね」って言われ慣れてるんだろうなって思うから。 違う言葉をかけようと思っても。 目の前にあの子が現れると。 何も言葉がでなくなってしまうのです。
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あの子なら、簡単に手に入ると思ってた。 だから好きだったあの頃。 今は、ちゃんと、心から、大好きなんだ。 なんてそんなこと今更言えないよね。
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周りにからかわれて。 そのたびに否定してきた。 自分が気付いてないだけで。 ずっと前から、あの子しか、見ていなかった。
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今日はあの子の誕生日。 知ってることが恥ずかしくて。 それでもオメデトウ伝えたくて。 ふざけながら、笑いながら、知らないふりして電話をかけた。 あの子なら、気付いてくれたかな。分かってくれたかな。 喜んでくれたかな。
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不幸にしたらいけないから。 離れることに決めました。 泣いてる姿、見たくないから。 離れることに決めました。 幻滅されるのが怖いから。 離れることに決めました。 幸せなんだって言い聞かせて。 離れることに決めました。 あの子が好意を持ってくれてるって知りながら。 離れることに決めました。 本当は、好きだって伝えたかった。 すべてを捨ててでも大好きだって伝えたかった。 それでも、離れることに決めました。 あの子も自分と同じくらい、辛いと思っているのだろうか。
本当は、離れたくないんだよ。 忘れたくないんだよ。 ずっと一緒にいたいんだよ。 あの子の笑顔を見ていたいんだよ。
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