すごく好きだったんだよ。 .............

2009年06月13日(土)

きゅーと胸を締め付けられる。


どうしようもなくらい、好きだったよ。
彼女とか、どうでもいいやと思えるくらい、好きだったよ。
あのひとの口から飛び出す言葉が、愛しくてたまらなかったよ。
お酒が弱いところも、クールなあのひとが爆笑するところも。
全部。あのひとのすべてが格好良くて仕方なかった。


道のど真ん中で突然きすされたことも。
ずるいなーて言ったことも。
べっとのうえで必死だったとこも。
3つも年上なのに、愛しくてたまらなかったよ。


奪うことじゃないね。
妥協じゃないね。


優越感だった。
「冷たい」と噂のあのひとの優しさが。
特別だと思ってた。


それに夢中なあのひとは格好良いのかもしれない。
みんなが「素敵だ」と言うかもしれない。
憧れの的なのかもしれない。


絶対気付いてないよね。
そっぽ向いたわたしが。
爆睡したあのひとから離れたくなくてしがみついて眠ったこと。
「いやだ」と言った嘘。


本当に嫌いだったらついて行かなかったよ。
きすもしなかったよ。
それも許さなかったよ。
力ずくで奪ってくれたら、迷うこともなかったんだよ。
そうゆうとこ、優しすぎるんだね。甘すぎるんだね。


「やめて」と叫んで突き放して。
当たり前に冷たくされたことに勝手に怒って。
「ごめんね」と謝ってくれたあのひとをまた突き放して。
振り回して好き勝手やって。
それでも好きだと言われたい。
笑っちゃうよね。


好きな分だけ素直になれなくて。
好きなのにとことん冷たくして。
それなのに優しくしてくれるあのひとを、これでもかというくらい突き放して。
今日もあのひとの後輩とデートをしたのです。
ばかすぎて笑えるね。


もうわたしに興味ないことは分かってる。
それでも追いかけたいんだよ。
また振り向いてほしいんだよ。


あのひとのことが、少しも忘れられない。







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