わたしたちの恋は、ありきたりだった。 .............

2010年07月23日(金)

たかが田舎の「イケメン」。
この大都会じゃ、あなた程度の男の子はゴロゴロいるのよ。
それくらいで調子に乗らないでね。


この大都会で生きること。
ちやほやされること。
「かわいい」とか「かっこいい」だとか言われること。
あなたと比較しないでね。


ここにはたくさんいるのよ。
素敵なひとたち。
一度や二度、褒められたくらいじゃ勲章にもならないの。
一緒にしないでね。


こっちに来てごらん。
びっくりするわよ。
あなたを相手にしてくれる女の子なんて、今のようにはいないのよ。
わたしがどれだけちやほやされているか、あなたにはわからないでしょう。


あなたが思っているようなわたしじゃないのです。
「ぽーっとしてるから心配だよ」
とあなたは言うけど。
ごめんね。あなたが心配するようなわたしじゃないのです。
ここでは「隙」なんていらないのです。
「隙」があったら、いけないのです。
「隙」があるよに見せることが大切なのです。


どれくらいぶり?ときかれて。
ひみつ、とこたえたのは。
こたえられないくらい、なのではなくて。
おもいだせるくらいさいきん、だったからなの。
わたし、あそんでないよにみえるでしょ?
でもね、もてないわけないじゃない。とか。
みてわからない?とか。


*


きみがいなくなって、わたしの「ダメ女」化が進んでいるのなら。
上等じゃない。
きみのいない未来に何も期待できないのだから。
とことん「ダメ女」になってやるわ。


きっと。


今でも。
忘れられないのです。







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