あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2002年09月12日(木) 時雨



これが愛情、とかでなくても僕はかまわない。
かまわない。
時折不意に僕はぐらぐらと揺れて。
目眩がする。
たとえこの心が、この感情を恋だと思うこの感覚を、間違えていても僕はかまわない。
別に。
僕は困らない。
僕が間違っていても、他の誰かを不幸にしても苦しませても、僕は悩まない。傷付かない。
僕はただ、少しだけ哀しむだけ。
ほんの少し眉をひそめるだけ。
それでおしまい。
僕がどんなにひどい人間かなんて、もう思い知っているし、わかって人間やっていれば何度も何度もバチぐらいあたる。
僕はよく、ひとを裏切るし嘘をつくしひとを騙す。
嘘をついていないと生きていけない。
自分にも。
僕自身にだって嘘をつく。騙される。
嘘をついていたのだ、と、騙すときもある。
自分も騙していないと生きていけない。


憐れですか。


僕を蔑む人間も憐れむ人間も、みんな
どこかへ行ってしまえ。
僕には必要ない
どこかへ行ってしまえ。
僕は憐れまれることも求められることも求めてはいない。



↑あくまでほんの少しだけ。

My追加



あなたを疑うことなどしたくはない。



 < 過去  INDEX  未来 >


周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加