誕生日前夜。(笑 なんだかなー。明日は朝から予備校に行かなきゃいけないのやだなー。 てゆーか何の考えもなく、明後日に明日の分の予備校の授業のフォロー、入れちゃってるし。 行きたくないなー。 恋人に会いに行ったら怒られるかな。てゆーか予想もしてへんやろなぁ。 ふー。 駄目かな。 誰か僕と遊んでくださーい。(死 なんだかぐるぐる考える、ことが多いので、勉強も進まないし、うろうろ部屋の中を檻の中のオラウータンのように歩き回ったり寝転んだりぐるぐるぐる。 やっぱりダメ人間だ、僕。 ここは、 井戸の底だ。 僕は独り、 遥か高くを見上げて、 まるで太陽か月のような 空の眩しさに焦がれている。 僕はあのひとが好きだ。 こころから。 僕には何の良いところもないと僕は思うけれど、 あのひとには僕がなんだか大切なモノに見えるらしい。 それならそれで、 僕はあのひとが遥か頭上から井戸を覗き込んでいるように思う。 ずぅっと下に、 水面は宝石のようにきらきらと光を反射しているから、 その水がどんなに濁っていても、 澱んでいても、 あのひとにはそれが光るものに見えるだけで。 汲み上げて手にとって眺めてみれば、 地に流す以外の何の役にも立たない腐った水にすぎないのに。 僕は、 見下ろすあのひとに焦がれている。 あのひとの元には光がある。
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